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スーパー耐久:D’station Racing、星野/荒/近藤のトリオを継続。ST-1にも参戦

2018年02月07日 09:42  AUTOSPORT web

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スーパー耐久に参戦するD'station Porsche。GT300とは色違いとなる
D'station Racingは2月7日、2018年の体制を公式サイト(http://dstation-racing.jp)発表した。スーパー耐久では、ST-Xクラスに星野敏/荒聖治/近藤翼のトリオでポルシェ911 GT3 Rを走らせるほか、ST-1クラスにはポルシェ911 GT3 Cupを投入し、織戸学が乗り込む。

 さまざまなスポーツをサポートしてきたエンターテインメント企業、NEXUS株式会社が自チームとして2017年に立ち上げたD'station Racingは、スーパー耐久ではジェントルマンドライバーとして実力をつける星野をAドライバーに、豊富な実績を誇る荒がBドライバー、若手注目株の近藤がCドライバーとして乗り込み、最終戦岡山での優勝を含むランキング3位で初年度を終えた。

 迎える2018年シーズンも、D'station Racingは星野/荒/近藤のトリオ、“大魔神”佐々木主浩総監督、そしてHAI Racingのメンテナンスで2年目のシーズンに挑む。チームは1月に開催されたドバイ24時間でも大きな経験を得ており、2018年仕様にアップデートされたポルシェ911 GT3 Rの感触もつかんでいる。目指すはチャンピオン獲得だ。

 また、D'station Racingとして新たにST-1クラスにも参戦することになった。マシンは、エンデュランスキットを組んだポルシェ911 GT3 Cup。エースドライバーには織戸学が起用される豪華な体制で、こちらもタイトルを目指していく。

 一方、チームはポルシェカレラカップ・ジャパンにも継続して参戦する。ドライバーは2017年に表彰台も獲得した星野だ。マシンは2018年からタイプ991 GT3(II型)をベースとした新型に変更される。

 カラーリングについては、スーパーGTのものと同様のパターンながら、スーパー耐久はグリーン、カレラカップではブラックを主体に。どちらもマシンに合わせリファインされ、クールな印象を強めている。

 2017年はチームのリクエスト以上に多くのレースに帯同し、絶えずラップタイムを注視するなど佐々木総監督の手腕も上がっている。さらに、鈴鹿10時間やブランパンGTシリーズ・アジアへの参戦も計画しているとのことで、今季のさらなる活躍に注目したいところだ。


D'station Racing
2018年スーパー耐久参戦体制
エントラント:D'station Racing
クラス:ST-X
車両:ポルシェ911 GT3 R
マシン名:D'station Porsche
ゼッケン:777
タイヤ:ピレリ(※タイヤワンメイク)
チームオーナー:星野 敏
チーム総監督:佐々木主浩
チーム監督:米山 昇
ドライバー:星野 敏/荒 聖治/近藤 翼
車両メンテナンス:HAI Racing

D'station Racing
2018年 Porsche Carrera Cup Japan 参戦体制
エントラント:D'station Racing
車両:ポルシェ911 GT3 Cup
マシン名:D'station Porsche
ゼッケン:7
タイヤ:ミシュラン(※タイヤワンメイク)
チームオーナー:星野 敏
チーム総監督:佐々木主浩
チーム監督:米山 昇
ドライバー:星野 敏
車両メンテナンス:HAI Racing