『企画展「おきあがりこぼしプロジェクト 明治大学展 100人超のマンガ家による かわいい社会支援」』が、2月9日から東京・御茶ノ水の明治大学米沢嘉博記念図書館で開催される。
2013年に東日本大震災の復興支援活動の一環として始まったフランス在留邦人によるプロジェクト『おきあがりこぼしプロジェクト』。福島の民芸品「おきあがりこぼし」に絵付けを行なう活動を通じて被災地への理解を求める運動としてこれまでにフランス、スペイン、イタリア、ウクライナなどを巡回した。アラン・ドロン、ジャン・レノらも参加。
同展では漫画家、著名人、各国の市井の人々によって制作されたおきあがりこぼし160点超に加えて、同プロジェクトの足跡や東日本大震災への漫画家の社会貢献なども紹介。明治大学リバティタワー内の中央図書館では、おきあがりこぼしの実物と関連書籍を出張展示する。
参加作家には、同企画の呼びかけ人・高田賢三をはじめ、山根青鬼、ビッグ錠、西田淑子、矢野徳、里中満智子、森田拳次、ちばてつや、ウノ・カマキリ、植田まさし、永野のりこ、やの功、バロン吉元、花村えい子らが名を連ねる。
3月11日にはちばてつやと森田拳次によるトークイベント『マンガ家の社会貢献としてのおきあがりこぼしプロジェクト』、4月7日には一本木蛮、倉田よしみ、永野のりこによる『ウクライナ「マンガこぼし」顛末記』が行なわれるほか、会期中には漫画家による絵付け実演も予定。詳細は米沢嘉博記念図書館のオフィシャルサイトで確認しよう。