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フェルメール作品のターバンに使われた原料を使用、THEが新作シャツ発売

2018年02月06日 18:53  Fashionsnap.com

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THE SHIRTS Botanical dye LIGHT BLUE Image by: THE
「ザ(THE)」が、フェルメールブルーで染色された新作のシャツ「ザ・シャツ ボダニカルダイ(THE SHIRTS Botanical dye)」LIGHT BLUEを発売する。3月末からTHE SHOP TOKYO/KYOTOで先行販売され、その後順次全国の取扱店で展開される。

 2012年に設立された「ザ」は、さまざまなジャンルのメーカーや企業と共にこれからの世の中のスタンダードとなる製品やサービスとはどうあるべきかを研究開発し、発信していくブランド。トータルディレクションをgood design company代表の水野学、プロジェクトマネージメントを中川政七商店 十三代 中川政七、プロダクトデザインをPRODUCT DESIGN CENTER代表の鈴木啓太が担当している。
 今回発売されるシャツは、植物の花びらや葉、樹皮、根、果実、鉱物からつくられた天然染料を使い、生地の色落ちを最小限に抑える染色方法を用いて製作。中でも天然染料の主成分の鉱石であるラピスラズリは、17世紀のオランダで活躍した画家フェルメールの代表作の一つ「真珠の耳飾りの少女」で描かれている鮮やかなブルーのターバンにも使われた色の原料で、熊本県人吉市にあるHITOYOSHIが縫製したシャツを製品染めで仕上げた。価格は税別2万3,000円。