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ジャスティン・ティンバーレイク、故プリンスへの想い語るもパフォーマンスの評価散々

2018年02月06日 15:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジャスティンはパフォーマンスに満足したものの…(画像は『Justin Timberlake 2018年2月4日付Instagram「#SBLII #PepsiHalftime @Pepsi @NFL #MOTW」』のスクリーンショット)
『第52回スーパーボウル』でハーフタイムショーに出演したジャスティン・ティンバーレイク。彼はその数時間後に人気トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』に出演し、故プリンスへの想いや自身のパフォーマンスについて語った。

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ジャスティン・ティンバーレイクにとって3度目となった今回のハーフタイムショー。当日は一体誰がジャスティンとステージをともにするのかをめぐり、様々な憶測が飛び交っていた。ボーイバンド「イン・シンク」の一夜限りの再結成や、ジャネット・ジャクソンとの再共演などと予想されたものの、ジャスティンが選んだのは亡き歌手のプリンスだった。

今年の開催地ミネソタ州は故プリンスの故郷で、地元の人々にとってプリンスはとりわけ思い入れのある歌手であることは想像に難くない。ジャスティン自身も「最高の才能を持ったミュージシャン」として長きにわたり崇拝していることを明かした。

そして「(プリンスの生まれ故郷である)ミネアポリスに対して、史上最高のミュージシャンであるプリンスに対して、あのステージで最高の敬意を示したいと思った」と述べている。

当日のパフォーマンスで使用されたプリンスの音源は『I Would Die 4 U』レコーディング時の一部であったこと、そしてステージでのコラボは映画『パープル・レイン』のノーカット版フィルム映像にその音源を被せた形で実現したものだったそうだ。「この“素晴らしい偶然”によって生まれた奇跡を通して、ミネアポリスの街と尊敬するプリンスに何か特別なことをしたかった」と語るジャスティンは、未だに興奮冷めやらぬようで目を輝かせていた。

番組の司会者ジミー・ファロンやショーン・メンデス、ニック・ジョナスらはジャスティンを「最高のパフォーマンスだった」と称賛しているが、残念ながらそのような意見は少数派のようだ。ハリウッドセレブらから寄せられたツイートの大半は、否定的なものが目立つ。

「プリンスの亡霊が天国から舞い降りて、JTのお尻を叩いてくれないかしら」「大掛かりなセットと大勢のダンサーをもってしても、あの大きな幕に映し出されたプリンスには勝ち目なし」などジャスティンを散々にこき下ろすツイートが多く、またショーの前半はジャスティンの声がほとんど聞こえなかったため「音響スタッフをクビにしろ」などという批判の声もあがっている。

さらにプリンスのファンらも、2007年フロリダ州マイアミで行われた第41回大会でのハーフタイムショーと比較し「どう大目に見てもジャスティンはプリンスの足元にも及ばない」とジャスティンのパフォーマーとしての力量をディスっていた。

しかも今回は、そのステージ衣装にまで難癖をつけられているようだ。「ステラ・マッカートニー」のカスタムメイドである迷彩柄のジャケットとパンツ、そして白のNIKE「Air Jordan III」というスタイルは、おそらく数日前にリリースしたばかりのニューアルバム『Man of the Woods』を意識したものだと思われる。だが「ミネソタの人間をからかっているのか?」「バスプロ(Bass Pro Shop-北米の大型釣り具・アウトドア用品のチェーン店)の宣伝でもするつもり?」とここでもバッシングを浴びてしまった。

今回は「3度目の挑戦」として最高のパフォーマンスが期待されていただけに、散々な結果となってしまったことは残念でならない。



画像は『Justin Timberlake 2018年2月4日付Instagram「#SBLII #PepsiHalftime @Pepsi @NFL #MOTW」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)