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AsLMS:2018/19年シーズンカレンダー発表。富士ラウンドは12月9日開催

2018年02月06日 13:51  AUTOSPORT web

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2017/18アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦富士 スタートシーン
ACOフランス西部自動車クラブとAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズは2017/18年最終戦セパン開催期間中の2月3日、2018/19年シーズンの年間スケジュールを発表した。

 先週末、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた最終戦で今シーズンのシリーズチャンピオンが決定したAsLMS。

 既報のとおり、LMP2とLMP3の両クラスを制したジャッキー・チェン・DCレーシングと、GTEクラスチャンピオンとなったFIST-チームAAIの2チームがル・マン24時間レースに招待されることとなった今季同様、2018/19年シーズンも各クラス王者にル・マンへの自動エントリー枠が与えられる。

 そんな新シーズンは今季と同じく中国、日本、タイ、マレーシアの4カ国を転戦するが、開幕戦の舞台がズーハイ・インターナショナル・サーキットから上海国際サーキットへ変更されたほか、開催日についてもアジア圏で行われる他のシリーズとのバッティングを避けるため、10月末から11月下旬の開幕に改められた。

 2018/19シーズンは11月25日の上海戦を皮切りに12月9日の第2戦富士、年明け1月12日のタイ・ブリーラムと続き、2月24日に最終戦マレーシア・セパンを迎える。これらのイベントはすべて少なくとも4時間以上のレースとなることが決定しているという。

「ACOは成長を続けるアジアン・ル・マン・シリーズを完全にサポートしている」と語るのはピエール・フィオンACO会長。

「アジア地域はチームやドライバーだけでなく観客の耐久レースへの関心が高まっていることから、とても大きな可能性を秘めていると考えている。アジア圏における世界トップクラスのサーキットが集められた2018/19年のカレンダーは、AsLMSで見られたハイレベルのレースを反映したものだ」

 また、AsLMSのマネージングディレクターを務めるシリル・テシェ氏も「WEC“スーパーシーズン”とバッティングしない日程で4つのグレード1サーキットを確保することが目標だった」と2018/19シーズンの日程作成についてコメント。

「我々はアジアや他の地域のチームが参戦できる機会を提供している。今後もすべての関係者とともに持続可能なシリーズを作り上げていくつもりだ」と語った。

 11月に開幕するAsLMS新シーズン。各イベントのレース時間や、その他の詳細については今後数週間以内に続報として発表されるとされ、暫定エントリーリストについては3月上旬に明らかになる予定だ。

2018/19アジアン・ル・マン・シリーズ 年間スケジュール
RoundDateCircuit12018年11月23~25日上海国際サーキット(中国)22018年12月7~9日富士スピードウェイ(日本)32019年1月10~12日ブリーラム・インターナショナル・サーキット(タイ)42019年2月22~24日セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)