トップへ

町田啓太「それぞれの物語の違った色を楽しんで」 『CINEMA FIGHTERS』舞台挨拶

2018年02月05日 16:32  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 EXILE TRIBEとショートショートフィルムフェスティバル&アジアによるコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』の舞台挨拶が、2月3日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、同企画の1作品『終着の場所』の常盤司郎監督、町田啓太、玄理が登壇した。


参考:石井杏奈が語る、河瀬直美監督と山田孝之から得たもの「捨てることで強くなる」


 『CINEMA FIGHTERS』は、河瀨直美をはじめとする6人の映像作家たちが「ファイターズ」としてLDH楽曲の世界観をショートフィルムとして具現化する、音楽と映像の新しいプロジェクト。『終着の場所』を手がけた常盤司郎監督は、「最初にお話を頂いたときは、河瀨直美監督も参加しているこの企画に参加できたことが、とても光栄に思いました。純粋にとても嬉しいです。僕の地元の福岡でも上映されていて観ることができて、地元の友人にも『終着の場所』が一番良かったと言ってもらえました」と、同企画に参加できたことへの喜びを明かした。


 主演を務めた劇団EXILE所属の町田は、『終着の場所』が三代目 J Soul Brothersの楽曲「花火」をモチーフとしていることについて、「『花火』は好きな曲だったので、最初にお話をいただいたときからどうなるんだろうとワクワクしていましたが、有名な曲なので、それに負けないようにと、監督、玄理さんとしっかりお話をしながら撮影させていただきました。公開を迎えると、より多くの方々に観ていただけますし、こうやって観に来てくださった皆さんの前に立たせていただけるのもとても嬉しいです。周りの友人からも、最後の結末の、その先はどうなったのかよく聞かれています」とコメント。


 相手役を務めた玄理は、「最初、台本を読んだときに、加奈子が特殊な仕事をしているのだということを知って驚きました。一般的な仕事なら、それがどんなお仕事なのかを見学することもできるのですが、今回の職業だと、見学に行くわけにもいかず、どうやって勉強するか悩んでいました。そうしたら監督が実際にその仕事をして働いていらっしゃる方を連れて来てくださって、引き合わせてくださったんです。お会いしてお話できれば勉強になると思いましたし、興味もあったので、得るものはとても多かったです」と、役作りについて明かした。


 最後に町田は、訪れた観客たちに、「観てくださった皆さんの前でご挨拶ができたのはとても嬉しいです。随所に常盤監督のアイデアが散りばめられています。まだまだ上映は続くので、何度でも観て、それぞれの物語の違った色を楽しんでいただきたいです」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。(リアルサウンド映画部)