4度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、メルセデスとの2019年以降の契約延長をまだ行っていないが、トト・ウォルフによると話し合いは順調に進んでいるという。
メルセデスF1チームのトップを務めるウォルフは、33歳のハミルトンが新たな契約を結ぶかどうかは単に“時間の問題”だと考えている。
「ルイスはチーム内の重要な柱となっているから、我々が互いに契約を継続するだろうことは考えるまでもない」
「話し合いは非常に前向きに行われており、いつ我々が書類にサインをして契約を締結するかは時間の問題でしかない」
ハミルトンはメルセデスからの年俸を4000万ポンド(約62億円)へ値上げする交渉をしていると噂されており、契約期間は3年間と推測されている。
ハミルトンは以前、キャリアの選択肢については常に注視していると述べている。
「天気のようなもので、バランスを見つけることが重要なんだ」とハミルトンは昨年語った。
「レースを続けたいけれど、他にもやりたいことがある。両立させたいんだ。正しいタイミングを選ぼうとしているだけで、実際にそうできると思っている」
2019年に向けてウォルフが検討しなければならないのは、ハミルトンのことだけではない。バルテリ・ボッタスもまた今シーズン末には現契約が終了するため、レッドブルのダニエル・リカルドの起用を視野に入れて交渉を行う可能性がある。
「我々は良い冬を過ごしていると思う。騒ぎになるようなこともないしね。だが1年のこの時期、組織の中では常にストレスがあるものだ」とウォルフは語った。