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メイプルソープなどを通してジェンダーの問題に迫る、書籍「ジェンダー写真論 」発売

2018年02月04日 11:23  Fashionsnap.com

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 東京都写真美術館や東京都現代美術館の学芸員を務めてきた笠原美智子の書籍「ジェンダー写真論 1991-2017」が、2月26日に発売される。価格は税別2,700円。

 笠原美智子は1957年長野県生まれ。東京都写真美術館と東京都現代美術館で学芸員を務め、日本で初めてのフェミニズムの視点からの企画展「私という未知へ向かって 現代女性セルフ・ポートレイト」など、ジェンダーに関する企画展示を多数企画してきた。
 同書では、フェミニズム、ジェンダーの歴史を解説しながらダイアン・アーバス(Diane Arbus)、ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)、シンディ・シャーマン(Cindy Sherman)、石内都、森栄喜などのアーティストたちを通して、社会におけるジェンダーの問題に迫る。表紙には、インド生まれの女性写真家ダヤニータ・シンの母が撮ったダヤニータ本人のポートレートを採用した。