2017年にフェラーリ488 GT3を走らせ、スーパー耐久ST-Xクラスのチャンピオンを獲得したARN RACINGは2月3日、2018年のブランパンGTシリーズ・アジアに参戦すると発表した。
スーパーGT300クラスでも活躍する永井宏明が代表を務めるARN RACINGは、2015年にメルセデスベンツSLS AMG GT3でスーパー耐久に参戦を開始。フェラーリ488 GT3にマシンをスイッチした昨年は、永井の速さも相まってシリーズチャンピオンを獲得した。
そんなARN RACINGは、2018年に向けてフェラーリを使って、17年に開幕したブランパンGTシリーズ・アジアに参戦することになった。チームは17年に鈴鹿、富士で行われた日本ラウンドにも参戦しており、地元鈴鹿ではプロ-アマクラス2位、富士ではクラス3位を獲得している。
ARN RACINGの参戦体制は、現在のところドライバーに永井、和田里司エントラント代表、そしてエンジニア、メカニックが決まっているが、もうひとりのドライバー等はまだ不明だ。ただ、チームは参戦初年度からのチャンピオン獲得を目指していくという。
なお、まだ大会からの正式受諾はないものの、ARN RACINGは8月23~26日に鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿10時間耐久レースにもエントリー登録を行ったことを明らかにしている。
ARN RACING 2018年ブランパンGTシリーズ・アジア参戦体制
チーム代表:永井宏明
エントラント代表:和田里司
ドライバー1:永井宏明
ドライバー2:TBN
チーフエンジニア:太田眞人
データエンジニア:佐橋忠彦
チーフメカニック:佐橋祐也