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山田裕貴の巧みな話術に引き込まれる 『ホリデイラブ』さらにドロドロ展開に!

2018年02月03日 16:52  リアルサウンド

リアルサウンド

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 松本まりかのあざとく、魔性の演技が大反響を呼んだ金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日)。第2話「妻の攻撃」では、高森純平(塚本高史)と井筒里奈(松本まりか)の浮気に、高森杏寿(仲里依紗)が「私たち、もう終わりね。今すぐ出てって、顔も見たくない」と離婚をつきつける。里奈の夫・渡(中村倫也)は、“社会的抹殺”として、純平に退職と街から出て行くことを要求。高森家は崩壊へと進んでいた。さらに、純平の浮気に沈みこむ杏寿のもとに、スピリチュアルアプリでやりとりしていた同業者の黒井由伸(山田裕貴)が登場。ドロドロの恋愛サスペンスは、さらに過激さをまとっていくこととなる。


参考:松本まりかの“魔性”に視聴者騒然! 仲里依紗主演『ホリデイラブ』第1話からドロドロ展開に


 自宅でネイルサロンを経営する杏寿は、客として通う坂口麗華(壇蜜)に強引にスピリチュアルアプリを勧められる。そこで出会ったのが、同業者で全8店舗を構えるルニエールグループの代表取締役・黒井だった。ネイルセミナーで2人は対面。既婚者であることに後ろめたさを感じ、杏寿は黒井と一定の距離を取るものの、黒井の甘い口説き文句に惹かれていく。同業者であり仕事の幅も広がるという理由で、「もし、男と女の関係になったら……」と迫る麗華に対し、杏寿は茶化してみせるものの、まんまと黒井からのメッセージに返信してしまうのだった。


 一見すると、黒井は軽く、チャラい雰囲気を持った人物だが、相手の心の隙を見つけては、一気に攻め入るようなタイプの男だ。杏寿が夫に浮気されていることを匂わすと、黒井は「反省してるし、もうやらないんじゃないかって思ってる? やるよ。浮気したやつは、魔が差したとかそんなんじゃなくて、そういう人種だから」「俺は絶対浮気なんかしないけどね。大切な人を傷つけたり、悲しませたりすることは絶対にしない」と真っ直ぐな瞳で杏寿の心を掴んでいく。グッと引き込まれる巧みな話術は、山田裕貴の演技が光る場面だった。杏寿は、純平に女性として愛されていないことをコンプレックスに思っている。そんなときに黒井が自身を求めてきてくれたことも、杏寿にとっては彼に惹かれていく要因の一つだろう。


 第2話では、杏寿が古くからの親友で、良き相談相手である春田龍馬(平岡祐太)に夫の浮気を相談するシーンがあった。「誰だって間違えることはある」という春田の意見に、杏寿は「私はないけどね」「何よりも許せないのは、その人を女として好きになったってこと」と返していた。しかし、第3話の予告では、「俺のところにきてほしい」と黒井が杏寿を壁ドンで口説く場面と、路上でのキス、さらには黒井が杏寿の服を脱がすシーンがーー。里奈の回想によって、彼女が純平に近づいたのが全て計画的であったことも明らかになっており、相関図はさらに入り乱れていきそうだ。(渡辺彰浩)