インディカーは、2月8日からISMレースウェイで開催されるオフシーズンテストでドライバーのコックピットを保護する“ウインドウスクリーン”のテストを行うことを発表した。
F1ではドライバーの頭部を保護するデバイス“ハロ”の装着が2018年シーズンより義務付けられており、インディカーでもコクピット保護デバイスの開発に取り組んでいる。
今季からダラーラ社が製作したユニバーサルエアロキットが導入されるインディカー。F1のような“ハロ”ではなく、ウインドウスクリーン型の保護デバイスを検討しており、2月8日にフェニックスのISMレースウェイでのオープンテストで初テストを行うことを発表した。
2年近く開発が行われているウインドウスクリーン。テストは、チップ・ガナッシのスコット・ディクソンが担当。マシンに取り付けられ、全天候下、夕暮れ、夜間照明時など様々な条件でドライバーの視野を確認することが第一目標だ。
全車が参加するオープンテストの前日となる2月8日は、ルーキードライバーのテスト用に用意された一日で、ディクソンは午後遅くに最初の周回を予定している。
「非常に組織的かつ目的をもって行われた長いプロセスだった。我々は美的に見栄えがよく、あらゆる状況下で動作するセーフティパーツを製作しようと努力してきた。インディカーでは、複数のタイプのコースと異なる証明条件で動作する必要がある。多目的でなければならないんだ」とインディカーの競技長を務めるジェイ・フライはコメント。
ウインドウスクリーンは、戦闘機のキャノピーに使用されているのと同じ材料で製作され、以前より使用されていたポリカーボネートよりも強く、軽く、耐衝撃性に優れているとのこと。
プロトタイプのフロントガラスは、すでにダラーラの風洞とレーシングシミュレーターでもテストされており、ハーディング・レーシングのギャビー・チャベスは昨年ドライビングシミュレーターでテストをし、ドライバーのフィードバックを提供している。
フライによれば、まだ実践投入のスケジュールはないが、今回のテストは次のステップだと述べている。
「ダラーラのシミュレーターでテストを行ったが、実際にスピードを出すマシンでのテストは初めてとなる。だからこそ、これはプレセスの次のステップに過ぎない」