マイナビは2月2日、バレンタインに関する意識調査を発表した。調査は昨年12月にインターネットで実施し、22~39歳の働く女性252人から回答を得た。
会社のバレンタインで"忖度"したことはある人は25%。4人に1人は忖度していることが分かった。職場のバレンタインに関するエピソードを聞くと、
「毎年の慣例みたいになってるので、期待されてると思って渡す」(26歳)
「冬になるとやたらチョコレートの話題ばかり出す上司がいたので、女性職員全員で協力して準備した」(38歳)
という声が寄せられた。
7割がチョコをあげるのは"アリ"と回答 義理チョコ禁止は13%
また男性社員全員分のチョコレートを女子全員でお金を出し合って購入するが、「社長だけは別で皆で用意する」(36歳)という人もいる。目上の人には少しいいものをあげるなど、人間関係を円滑にするツールとして活用している人もいるようだ。
また会社でチョコレートをあげることに対しては7.01%が「あり」と肯定的に感じている。しかし職場では「義理チョコ禁止」という人も13.9%いる。
バレンタインにチョコレート自体買う人は84.1%。渡す相手は「夫・彼氏」(57.1%)が最も多い。予算は「1000~2000円」(29.7%)が最も多く、「2000~3000円」(18.9%)、「3000~5000円」(13.2%)と続く。
2位以降、「親」(25.0%)、「男性の上司」(21.0%)と続き、「自分」(19.4%)が「男性の同僚」(19.0%)を上回った。
ホワイトデーのお返しは「あげたものと同額くらい」希望
ミュゼプラチナムが同日に出した調査によると、バレンタインのお返しについて「本命には期待している」(38%)、「本命にも義理にも期待している」(22%)、「義理でも期待している」(8%)の合計が68%となった。
お返しをもらえた場合、8割が「金額は気にしない」「あげたものと同額くらい」と回答していたが、義理チョコで貰うと「センスがいい」と感じるお返しは、
「1000円入金してあるスタバのカード」(22歳/学生)
「何時間も並ばないと買えない有名スイーツで日持ちするもの」(27歳/医療)
という声が寄せられている。本命からは「普段料理をしない彼の手作りのディナーとクッキー」(24歳/教育)、「普段よりお洒落なレストランで感謝の言葉を入れたサプライズプレート」(26歳/公務員)など、特別感のある"こと"を挙げる人が多かった。
ちなみにキャリコネニュースが1月に実施した職場の義理チョコに関するアンケートでは、「配らない」が最も多く、66%。以降、「しぶしぶ配る」(18%)、「配る」(11%)で、「本当は配りたいが配らない」という人も5%いるようだ。