海外でヤマハのアフターパーツを扱うGenuine Yamaha Technology Racing(GYTR)が、ヤマハYZF-R1とYZF-R6の新たな製品を発表した。
GYTRはヤマハのオフロードレーサーで15年以上の実績を持つ。2018年、GYTRは長くロードレースでレースパーツの歴史を持つYECブランドとともにレースで勝利するためのヤマハマシンを顧客に提供するグローバルブランドとなった。
今回発表されたGYTR製品はクローズドサーキット専用に設計されており、FIM 世界耐久選手権(EWC)や鈴鹿8時間耐久ロードレース、ワールドスーパースポーツ世界選手権(WSS)の2017年シーズンチャンピオンマシンからインスピレーションを受けたものだという。
発売は2018年4月よりヤマハ取り扱い店で行われる。ただ、現時点で日本での販売予定や販売価格は不明だ。
■2018年GYTR Rシリーズ パフォーマンス製品
・レース用ECU(最高のパフォーマンスを得るために燃料レベルを最適化)
・ワイヤハーネスアセンブリ(軽量レース専用ワイヤハーネス)
・スパークプラグ(より高いエンジン出力に貢献)
・Air funnel set(吸気流を改善)
・カムシャフト(出力向上により高揚力を高める)
・ピストン、コンロッド(エンジンのピストン重量を均一に保つ)
・レース用ホイール(ホイールにはすべてのベアリング、シール、ローターが付属する。リヤホイールには同様にブレーキディスクが付属)
■ヤマハが提供するパートナーブランドの部品
・アクラポビッチ:レース用エキゾーストシステム
・オーリンズ:フロント、リヤサスペンション
・オーリンズ:ステアリングダンパー
・ギルズ:アクスル保護キット
・ギルズ:クランクケース保護キット
・ギルズ:FIM規制部品(レース用)
シャークフィンチェーンプロテクター、フロントブレーキレバーガード