F1およびFIAは、2018年に開催する21グランプリのセッションスタート時刻を発表した。昨年までと比べ、主にふたつの大きな変更がなされている。
2018年F1では、各国のテレビ局が決勝直前の情報を伝える時間を設けるため、決勝スタート時刻が正時から10分過ぎに設定された。さらにヨーロッパラウンドのほとんどのレースおよびブラジルGPの全セッションが昨年までより1時間遅く行われることになった。F1オーナーのリバティ・メディアが、リサーチの結果、より多くのテレビ視聴者を獲得するために採った対策だ。
スペイン、モナコ、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、ベルギー、イタリア、ブラジルは決勝スタートが15時10分に変更される。これらのグランプリの予選は昨年までより1時間遅い15時にスタートする。
今年復活するフランスGPは、FIFAワールドカップの試合と時間が重なることを避けるために他のヨーロッパラウンドのグランプリより遅い16時10分にスタート時刻が設定された。
第17戦として10月7日に開催されるF1日本GP決勝は、昨年より10分遅れの14時10分スタートとなる。