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Sexy Zoneは国民的アイドルの階段を駆け登る 新曲「忘れられない花」と今年の活躍から考察

2018年02月02日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Sexy Zoneが2月2日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。披露するのは、2月14日にリリースする最新アルバム『XYZ=repainting』のリード曲「忘れられない花」。かつてSMAPに「Yes we are」などを楽曲提供した実績を持つ、さかいゆうが作詞作曲した。


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 佐藤勝利は、自身がパーソナリティを務めるラジオ『VICTORY ROADS』(bayfm)で、「Sexy Zoneが提示するカッコよさってこういうことなんだぞっていうのが、この曲に詰まっている」と説明。サウンドもこれまでの楽曲に比べて、大人っぽく、彼らの新しい挑戦を感じさせる。


 そして、Sexy Zone史上最も難易度の高いダンスが大きな見どころだ。2月1日より全国でオンエアされているAOKIの新CMでは、s**t kingzが振り付けを担当した、チェアダンスも披露。今夜の生放送で見せる、大人の色気を上塗りした5人のパフォーマンスがますます楽しみになる。


 Sexy Zoneは2011年11月にデビューして以来、シングル11作、アルバム4作すべてオリコン週間ランキング1位を獲得するなど安定した人気を誇るグループだ。さらに、メンバーがソロでライブを行ったり、俳優としても活躍するなど幅を広げており、着実にその認知度を高めてきた。だが、今年に入って『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティに就任するなど、その勢いは一気に加速。いよいよ国民的アイドルの階段を駆け登っていくのではと期待が高まる。


 なかでも、中島健人の甘いセリフを放つ王子様キャラは、ジャニーズファンの間では有名だったが、ようやく世間が追いついたといった印象。ファンサービスの神対応っぷりは年齢と経験を重ねて、さらにパワーアップ。多くのテレビ番組では、中島に甘いセリフを言わせようと、様々なシチュエーションのお題が出される。だが、そのたびに予想の斜め上をいく反応を見せる中島は、さすがの一言。瞬時に期待に応えるという意味では、バラエティ的リアクションも磨きがかかり、「セクシー◯◯」とグループ名を文字って、オリジナリティ溢れる言葉を紡ぎ出すのも、お手の物だ。


 1月からは先輩のTOKIO国分太一に代わり、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」のレギュラーに。小栗旬やなだぎ武のモノマネをしたり、「サンキューデリシャス」とキメたり、ケンティー節が炸裂。さらに1月31日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、「水まわりにはメロディが溢れる」「水滴が音符に見える」と期待を裏切らない独自の世界観と、自宅の洗面所でシャワーを浴びてはスマートフォンに鼻歌を録音するという、個性的な作曲風景を披露して番組を盛り上げた。


 そんな中島の快進撃によって、Sexy Zoneが気になる人も増えていくことだろう。だが、まだまだSexy Zoneには、お茶の間に見つかってほしいメンバーが粒ぞろいだ。人工知能が、顔面偏差値を東大級と判定した国宝級のイケメン・佐藤勝利は、The Beatlesファンという古風な一面もチラリ。ヤンチャに見えて、慶応大学卒というギャップを持つ菊池風磨は、歌や演技で驚くほど繊細な表情を見せる。中島の甘い言葉に真っ赤になってしまうほどピュアな松島聡は、ふいに見せる顔がドキッとするほど男らしい。そして、ドイツの家はおとぎ話のお城のような超豪邸という、リアル王子様のマリウス葉が持つ、どんな人も笑顔にしてしまう天真爛漫さ……2018年はSexy Zoneの魅力に、多くの人が目覚める年になるだろう。(文=佐藤結衣)