フェニックス・レーシング・アジアは2月1日、2018年のピレリ・スーパー耐久ST-Xへ参戦すると発表。2台のアウディR8 LMSでシーズンフル参戦を果たす。
フェニックス・レーシング・アジアは、DTMドイツ・ツーリングカー選手権やニュルブルクリンク24時間耐久レースを戦ってきたドイツ拠点の強豪、フェニックス・レーシングのアーンスト・モザー代表と、アジア圏を中心に活動するマーチー・リーが設立したチーム。
そんなフェニックス・レーシング・アジアが2018年からピレリのワンメイクタイヤサプライヤーとなるスーパー耐久の最上位クラス、ST-Xへの参戦を発表した。
ドライバーはチーム共同設立者のリーのほか、アレックス・ユーン、ショウン・トン、アレック・アウ、リム・キョンウィー、メルビン・モウという6名。いずれもAsLMSアジアン・ルマン・シリーズやチャイナGTなどに参戦経験のあるドライバーたちだ。
チーム運営にはドイツのフェニックス・レーシングに所属するエンジニア、メカニックも関与。またマレーシアのメカニックやスーパーGTや全日本スーパーフォーミュラ選手権への参戦経験を持つ日本人メカニックなども参加し、多国籍なチーム体制をとる。
また、チームはスーパー耐久に加え、富士スピードウェイと鈴鹿サーキットで開催されるブランパンGTシリーズ・アジアの日本ラウンド、8月に初開催される鈴鹿10時間耐久レースへの参戦も計画しているとのこと。
■Phoenix Racing Asia 2018年ピレリ・スーパー耐久参戦体制
チーム名:Phoenix Racing Asia
車両:Audi R8 LMS
チーム代表:Marchy Lee(マーチー・リー)、Ernst Moser(アーンスト・モザー)
競技責任者:中尾秀彰
82号車ドライバー:Alex Au(アレックス・アウ)、Shaun Thong(ショウン・トン)、Alex Yoong(アレックス・ユーン)
83号車ドライバー:Lim Keong Wee(リム・キョンウィー)、Marchy Lee(マーチー・リー)、Melvin Moh(メルビン・モウ)
82号車エンジニア:Hendrik Tausend(ヘンドリック・タウゼンド)
83号車エンジニア:中居邦宏
工場長:中川崇
チームコーディネーター:宅間美帆