10年ぶりに復活し、全日本ロードレース選手権と鈴鹿8時間耐久ロードレースに挑むホンダのファクトリーチーム、チームHRC。このチームの監督には元MotoGPライダーの宇川徹が就任する可能性が高いようだ。
MotoGPオフィシャルテストの前に行われたメーカー合同テストには、今シーズンより全日本ロードレース選手権に復活する新生チームHRCの姿もあった。
同チームのライダー高橋巧が2018年モデルのホンダCBR1000RR SP2を精力的にテストしていたが、その傍らには元MotoGPライダーの宇川の姿があった。
関係者の話では、新生チームHRCの監督として宇川氏の名が浮上。昨年は、アジアを中心に若手ライダーのサポートを行っていたが、今年は全日本の新監督に就任し、鈴鹿8耐に向けてチームをまとめていくことになりそうだ。
監督候補に挙がった宇川は、1992年から2006年までホンダワークスライダーとして活躍。MotoGP世界選手権に出場した経験を持ち、最高峰のMotoGPクラスで日本人初優勝を挙げた。
チームHRC監督の正式発表は、鈴鹿ファン感謝デー、もしくは東京モーターサイクルショー辺りとなることが予想される。