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P.MU/CERUMO・INGINGが優勝報告会開催。国本「2018年は最低3勝」

2018年02月01日 15:31  AUTOSPORT web

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2017年のスーパーフォーミュラでダブルチャンピオンを獲得したP.MU/CERUMO・INGINGが地元山口で優勝報告会を開催した
2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権でダブルタイトルを獲得したP.MU/CERUMO・INGINGは1月28日、山口県のザ・モール周南でシリーズ優勝報告会を開催。多くのファンが集まった。

 2017年のスーパーフォーミュラに石浦宏明と国本雄資のコンビで参戦したP.MU/CERUMO・INGING。2号車をドライブした石浦宏明は1勝を挙げた上、全戦でポイントを獲得し、0.5ポイント差でチャンピオンに輝いた。

 また、チームメイトの国本も第1戦鈴鹿で3位表彰台を獲得するなど速さをみせ、チームに貢献。ふたりの活躍でチームは3年連続のシリーズチャンピオンとなっている。

 そんなP.MU/CERUMO・INGINGが地元山口県で優勝報告会を開催した。会場のザ・モール周南は地域密着型の商業施設で、ふだんから多くの買い物客で賑わう場所。当日はオープン時刻から多くのファンが詰めかけた。

 イベントには石浦、国本に加え、チームの浜島裕英総監督も登場。レースアナウンサーのピエール北川氏MCのもとトークショーが行われ、2017年シーズンのエピソードが語られた。

 チャンピオンを獲得した石浦は「終わってみれば全戦でポイントをとれたことでチャンピオンにつながりましたが、やっている時は全戦優勝を狙っていて、苦しんでの成績でした」とシーズンをふり返る。

「チャンピオンをとれた時はほっとしましたが、1戦1戦は悔しさが残るレースばかりでした。チームの“勝つんだ”という意識に背中を押されて、決勝中は意地を見せなきゃと思って1点でも取りに走りました」

 また国本が「昨年は3勝できるチャンスがありましたが、自分の詰めの甘さで結果を出せなかった。今年は最低3回は勝ちたい」と意気込むと、石浦は驚いた様子をみせ「そうしたら、それぞれ3勝して最終戦で勝負ができたら……」とコメントして会場の笑いを誘う場面も。

 報告会にはインギングの母体であるトヨタ・カローラ山口の社員でありJRC全日本ラリー選手権JN-4クラスを2連覇した曽根崇仁も登場したほか、トークショー終了後には、事前に整理券を獲得したファンへのサイン会が行われるなど、終始和やかなムードで進行。

 最後には浜島総監督が「来年もまたここで優勝報告ができることを目指して今シーズンも戦います」と力強くコメントし、多くのファンが見守るなかイベントは幕を下ろした。