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F1が2018年からグリッドガールを廃止「F1にふさわしくない」とリバティ・メディア

2018年02月01日 06:22  AUTOSPORT web

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2017年F1ロシアGPグリッドガール
F1は長年グランプリを華やかに彩ってきたグリッドガールを2018年から廃止することを決めた。

 F1オーナーのリバティ・メディアは、昨年からグリッドガールの存在は今日の道徳規範では性差別的で時代遅れだと多くの人々からみなされていると主張、廃止を検討していた。

 ドライバーなどチーム関係者からはこれに反対する声が多く聞かれたが、F1は1月31日、2018年開幕戦からグリッドガールを廃止することを発表した。グランプリ中に行われる他のレースカテゴリーにおいてもこれが適用されるという。

 代わって、レース前にグリッド上でチームやドライバー、ゲストなどによる何らかのイベントを行うことを検討中だということだ。
  
「昨年を通して、このスポーツへの我々のビジョンとより調和するような変更が必要な多数の分野について検討してきた」とF1の商業面を担当するマネジングディレクター、ショーン・ブラッチズは語った。
 
「グリッドガールは長年F1グランプリにとって不可欠な存在だったが、この慣習は我々のブランドバリューとは一致しないと感じ、現代の社会規範と相反するものであると感じる。この慣習はF1と世界中の新旧ファンにとって適切なものではなく、関連性が薄いと我々は考える」