TOYOTA GAZOO Racingが「もっといいクルマづくり」の一環として、2014年から行っている5大陸走破プロジェクト。その第4弾にあたる『EUROPE 2017』のコンセプトムービーが公開された。
この5大陸走破プロジェクトは、「道が人を鍛える。人がクルマを作る」という考えのもと、トヨタが掲げる「もっといいクルマづくり」、それを支える「人づくり」のため、トヨタ社員が2020年までを目処に5つの大陸を走破するもの。
これまでに2014年のオーストラリアを皮切りに、2015年に北米、2016年に南米と走破してきたが、2017年は自動車文化発祥の地であるヨーロッパへ上陸した。
今回は総勢141名の社員が参加し、合計85日をかけて2万1000キロを走破。制限速度がないドイツ・アウトバーンや北欧の厳寒地帯、標高2500メートルへ続くワインディングロードなど、過酷な環境に挑んだ様子の一部が動画で公開されている。
トヨタが挑む「もっといいクルマづくり」に向けた人材育成法は、その過酷さからクルマ好き以外からも注目を集めたほど。5大陸走破プロジェクトのホームページでは、『EUROPE 2017』挑戦の様子が掲載されているので、こちらもぜひチェックしてみよう。