ニキ・ラウダは、彼が2003年に設立した『ニキ航空』を買い戻し、これを再建することを決めたが、新たな仕事がメルセデスF1チームにおけるノンエグゼクティブチェアマンの職務に影響することはないと語った。
ニキ航空は2017年末に破綻、今年に入ってラウダの所有する航空会社ラウダモーション社がこれを購入したことが明らかになった。
彼の名を冠する航空会社の再建には相応の労力が必要になると見られるが、3度の世界チャンピオンであるラウダは、これまでどおりすべてのレースをメルセデスのガレージで見守る予定だという。
「なぜ何かが変わらなければならない?」とラウダは言った。
「私は、メルセデスAMGでの役割を以前のように果たすつもりだ。すべてのグランプリに同行し、必要があればいつでも(ファクトリーのある)ブラックリーに行く」
ラウダは航空会社の日々の経営において、上級役員として多くの時間を割くことになるが、CEOの役割を担うことはないと主張している。
ニキ航空はラウダモーションとして業務を行い、3月までに15のエアバス機を飛ばす予定だ。
メルセデス・モータースポーツのボスであるトト・ウォルフは、「ニキはチームでの彼の役割に全力を尽くし続ける。それは以前から明らかだったことだ」と述べた。
「彼は新しいシーズンが始まるのをすでに心待ちにしている」