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『glee』マーク・サリング死去 児童ポルノ所持の判決を前に

2018年01月31日 09:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

コリー(右)に続き、マークも他界(画像は『Mark Salling 2015年5月11日付Twitter「#MCM goes out to Cory Monteith. Miss you more than ever brother.」』のスクリーンショット)
『glee/グリー』に出演し人気者になった俳優マーク・サリングが、35歳にしてこの世を去った。児童ポルノ所持の容疑で逮捕されたマークは、数週後に判決を控え気落ちしていた可能性が高い。なお同ドラマのフィン・ハドソン役で人気を博した俳優コリー・モンティス(画像右)も、2013年7月に31歳の若さで死去している。同じドラマで活躍した役者がまたしても早逝…ドラマを愛したファンからは悲しみの声が多数あがっている。

児童ポルノ所持の容疑につき判決を控えていたマーク・サリングが死去したとして米時間30日、弁護士は米『PEOPLE』に以下のように明かした。

「マークが今朝早くに亡くなりました。彼は優しく愛情深い人物で、創造性豊かでもありました。マークは重大なミスをしたこと、そして判断を誤ったことに対し、罪を償おうと最善を尽くしていました。」
「両親ときょうだいを遺しての他界です。遺族はこれまでのサポートに感謝すると同時に、どうかプライバシーを尊重していただきたいと望んでいます。」

マークが児童ポルノ所持で逮捕されたのは2015年、自宅のノート型パソコンなどから違法コンテンツが大量に発見されたとのこと。25000枚に及ぶ画像、さらに600ものビデオなどが発見されたといい、通報したのは元恋人だったという話もある。そんな彼に対し3月には判決が下される予定だったといい、「懲役4~7年の実刑判決を受けるだろう」との見方が濃厚であった。

昨年は「マークがまさかの自殺未遂か」との噂も広まったが、弁護士は「心身ともに健康であり、今は強い責任感をもち反省と謝罪に専念している」と発表。ファンも彼が罪を償い更生することを願っていたのだが、マークは法の裁きを受けることなく自らの命を絶ってしまった。なお警察は事件性がないかなどを確認中だが、首を吊って自ら死を選んだ可能性が高いとみているようだ。

『glee』の人気者がまたひとりこの世から去ったこと、またマークがこのような形で亡くなったことに、世界中の大勢のファンが大きなショックを受けている。

画像は『Mark Salling 2015年5月11日付Twitter「#MCM goes out to Cory Monteith. Miss you more than ever brother.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)