トップへ

「歴史に残る開発に」東京ミッドタウン日比谷の内部公開

2018年01月30日 20:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

東京ミッドタウン日比谷 Image by: FASHIONSNAP
三井不動産が1月30日、3月29日に開業予定の「東京ミッドタウン日比谷」のオフィスフロアやビジネス連携拠点「BASE Q」などを報道関係者向けに公開した。

 「東京ミッドタウン日比谷」の敷地面積は1万700平方メートルで、地上35階、地下4階、ペントハウス1階から構成。「ダンシングタワー×People in the Park」をコンセプトに、高さ192メートルの建物は鹿鳴館から着想を得てデザインされ、空中庭園など緑豊かなランドスケープにより町と公園が融合した街作りを目指したという。
 今回は9階~34階のオフィスフロアをメインに、6階に設置された「BASE Q」や日比谷公園の眺望が広がるテラス「パークビューガーデン」、日比谷駅と日比谷シャンテに直結する地下通路「日比谷アーケード」を公開。BASE Qはベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業担当者、クリエーターなど、新たな価値の創出と社会課題の解決を目指す人々が集う交流拠点として展開し、カフェスペースやスタジオ、実演デモやパーティーの開催が可能なキッチンスペース、ホール、ラウンジなどが利用できる。オフィスフロアの9階にはオフィスワーカーのサードプレイス空間「スカイラウンジ」や「スカイロビー」「スカイガーデン」などを配置。8階にはカンファレンスルームが入居するほか、フィットネス施設「パークウェルネス」がオープンする。
 なお、地下1階~7階の商業施設エリアは3月にプレス向けに公開を予定。「THE PREMIUM TIME」をコンセプトに、クリエーティブディレクター南貴之がプロデュースする日本初のアーケード型複合ショップ「HIBIYA CENTRAL MARKET」や、デザイナー高田賢三の元専属料理人として知られている中山豊光シェフによる「RESTAURANT TOYO」など、日本初上陸や新業態を含む計60店舗が並ぶ。店舗は順次オープンし、全て店舗が出そろう時期は今秋を予定しているという。
 東京ミッドタウン日比谷が立地するのは、日比谷三井ビルディングと三信ビルの跡地。三井不動産にとって縁のある地での再開発となったことから、三井不動産の菰田正信社長は「三井グループにとって歴史に残る開発をしたいという思いはあった。東京ミッドタウン日比谷の開業によって街づくりのあり方を変えていきたい」と思いを述べた。なお、ミッドタウンブランドについては今後も増やしていく考えで、次の開業場所の候補はいくつか挙がっているという。
■東京ミッドタウン日比谷開業日:2018年3月29日(木)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2敷地面積:約1万700平方メートル延床面積:18万9,000平方メートル最高高さ:約192メートル