ジョージ王子4歳は「まるで小猿」 “未来の英国王”のキュートな素顔に迫る
2018年01月30日 20:33 Techinsight Japan
■「大好きな叔父さん」ヘンリー王子の性格を受け継いだ…？
CNNの取材に対し、ウィリアム王子はジョージ王子の性格をこう説明している。
「まあ、ちょっとした腕白小僧って感じですね。息子を見ていると弟（ヘンリー王子）を思い出すんです。僕も幼い時はあんな感じだったのかもしれませんが…。」
子ども時代はヤンチャ三昧で、亡き母・故ダイアナ妃も「ウチのヘンリーは問題ばかり起こしちゃって」と悩んでいたという。そんなDNAがジョージ王子にそのまま受け継がれた…？
■“お菓子作り”に興味津々？
キャサリン妃曰く、お菓子を焼こうとキッチンに立つとジョージはその側を離れず、チョコレートやシロップに手を出してしまうそうだ。
「そりゃあもう、カオス状態ですよ…。」
キャサリン妃はそう述べ、「そこらじゅうにシロップをまき散らしてしまうんです」とキッチンでも言うことを聞かないジョージ王子の暴れん坊ぶりを明かしている。お菓子を作るのが好きなのか、お菓子作りの材料で遊ぶのか、そのあたりはキャサリン妃にも理解できていないようだ。
■腕白過ぎて…
2016年にインドを訪問したウィリアム王子夫妻に、現地からは「お子様方は？」という質問も。それに対し、キャサリン妃は少々困ったようにこう答えている。
「ジョージが少々腕白すぎるもので…。連れてきてもそこらじゅうを走り回ってしまうと思ったんです。次回こそは、子ども達も連れてきます。」
■ジョージ王子、学校での呼び名は？
ジョージ王子の通う学校の先生曰く、「王子も生徒のひとりとして扱います」。よって学校では一般家庭の子ども達と同じ扱いを受け、先生や友達も彼を「王子」ではなく「ジョージ」と呼んでいるという。また登下校に使用するバッグに書かれている名前はGeorge Cambridge（ジョージ・ケンブリッジ）。これは父ウィリアム王子（ケンブリッジ公ウィリアム王子：Duke of Cambridge）の名を受けてのものである。
■未来の国王
いつかは国王になるジョージ王子も、まだ自分の立場はまったく理解していないとのこと。ウィリアム王子はそんな息子を含む家族との家庭生活をこう語っている。
「今の僕達は、とても普通な暮らしをしているんです。」
■やんちゃなのに、“荒々しいスポーツ”は嫌い
とても腕白なジョージ王子につき『BBC』より様子を問われたウィリアム王子は、「あの子は小猿なんです」と思わず本音をポロリ。動くのが大好きな息子だけに「サッカーを教えてみよう」と思いついたというが、ところどころに育ちの良さが出るジョージ王子は「人とぶつかるような乱暴なプレーは嫌い」とイマイチな反応を示したのだそう。しかし元気いっぱいのジョージ王子だけに、外で遊ぶのが大好きだそうだ。
■妹シャーロット王女の方がしっかりもの
学校で取り組んだプログラムを高く評価された10歳の少女エミリーちゃんと対面したエリザベス女王は、少女の母親に「エミリーちゃんは妹の面倒をちゃんとみます？」と質問。これに対し「いえいえ、それどころか妹の方がエミリーの世話をするんですよ」と答えた母親に、女王は思わず「あら、まるでウチのシャーロットとジョージのようだわ」と呟いたという。まだ2歳のシャーロット王女だがとてもしっかりしており、あたかも姉のように兄ジョージ王子の世話を焼いているそうだ。
伝統ある英王室のメンバーで、将来は国王になるジョージ王子。しかしその素顔は普通の4歳児と変わらず、アニメ映画（『ライオン・キング』）を観ては大ハシャギすることも。また「テレビのそばから離すのに一苦労するんです」とウィリアム王子が言うほど、面白い番組を喜んで見るそうだ。そして食事もジョージ王子はピザやパスタを好んで食べるという。少々親を困らせるほど元気だが、可愛く愛嬌たっぷりなジョージ王子はまさに典型的な4歳児だ。そんな彼を、エリザベス女王ら王室のメンバー達、そして多くの英国民が愛し見守っている。
画像は『Kensington Palace 2017年9月8日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge are very pleased to share a photograph of The Duke and Prince George at Kensington Palace this morning.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 ケイ小原）
