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ウイリアムズF1の2018年型マシンは「カッコよくて攻めたデザイン」

2018年01月30日 18:22  AUTOSPORT web

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ウイリアムズF1の新車は「カッコよくて攻めたデザイン」
ウイリアムズF1チームから2018年にF1デビューを果たすことが決まったセルゲイ・シロトキンは、すでに今季マシンのデザインを見たと明かし、自分がもうすぐ乗ることになるマシンは「格好良く、攻めた」外観だと言い表した。

 ウイリアムズは2018年型『FW41』を2月15日にロンドンで公式に披露する予定であり、現在のところ今年仕様のマシンの発表を最初に行うチームとなる見込みだ。

 ランス・ストロールのチームメイトとしてウイリアムズに加わったロシア出身22歳のシロトキンは、プレシーズンテストに向けてチームの準備は順調に進んでいると示唆した。

「僕たちの協力関係を発表したのは比較的最近だけど、準備自体はアブダビでのテストですでに始まっている」とシロトキンはロシアのスポーツ紙Sport-Expressに語った。

「風洞の中の新しいマシンを見てきた。クールだし、はるかに攻めた外観だと言える。シミュレーターや他の測定器を見れば、明らかな前進を遂げたことが分かる」


 ウイリアムズは2018年F1のレースシートのなかで最後に残った1席を持っていたため、多くのドライバーがその獲得を目指して集まったが、チームは時間をかけて検討した結果、当初最有力候補といわれたロバート・クビカではなくシロトキンを選んだ。その結果、今年のウイリアムズはチーム史上最も若いドライバーラインアップを擁することが決まった。

 ウイリアムズの2018年公式テスト兼リザーブドライバーとなるクビカと良い関係を築きたいと言うシロトキンは、クビカの存在が自分の成長の助けになると期待している。

「ロバートは個性的でカリスマ性のあるとてもいい人だ。それは大事なことだよ。僕たちは一緒に時間を過ごすことになるからね」とシロトキンは言った。

「彼は才能にあふれた速いドライバーだし、マシン操作の微妙な部分を完全に理解している。それを知らない者はいない」

「自分と彼を比べたりしないけど、彼みたいな人が僕やランスやチーム全体が成長するのを助けてくれるのはいいことだ。僕たちはすごく若いが、全体として素晴らしいチームだと思う」