野村佐紀子の個展『十代目松本幸四郎襲名披露記念写真展「残夢」』が、2月1日から東京・銀座のAkio Nagasawa Galleryで開催される。
1991年から荒木経惟に師事し、1994年に写真家として活動を始めた野村佐紀子。アジア、ヨーロッパなど国内外で活動し、200を超える展覧会に参加している。
同展では、1月に10代目松本幸四郎を襲名した7代目市川染五郎の舞台と舞台裏を約17年間にわたって撮影してきたモノクロ作品を展示。また展覧会にあわせて、ナンバー入りの写真集『十代目松本幸四郎 残夢』が初版限定2000部で刊行される。3代目松本金太郎として出演した初舞台から、昨年11月に行なわれた7代目市川染五郎としての最後の舞台まで全593役を収録。10代目松本幸四郎のエッセイも掲載される。