ABBフォーミュラEは2018年末に開幕する第5シーズンに投入する新型マシンをオンライン上でプレビュー公開している。
2013年にスタートした電動のフォーミュラマシンで争われるフォーミュラE。開幕初年度から現在の第4シーズンにあたる2017/18年シーズンまではスパーク・レーシング・テクノロジー製の共通シャシー『SRT_01E』が使用されている。
しかし、フォーミュラEはこの第5シーズンからシャシーを一新。搭載するバッテリー容量も拡大し、決勝レース中の車両乗り換えを廃止する計画。引き続き、スパーク・レーシング・テクノロジーが製作する新型マシンについては、2017年2月にコンセプト画像が公開されている。
この新型マシンは2018年3月6日に開幕するジュネーブモーターショーで正式にお披露目される予定だが、それに先駆けて1月28日から1枚ずつティザー画像が公開されている。
現在公開されている画像は全部で3点。このうちコクピット部分を写した画像では、コクピット保護デバイスとしてF1で採用された『ハロ』と同様のデバイスが装着されていることがわかる。
スパークは当初から、フォーミュラEの次世代シャシーにコクピット保護デバイスの搭載を検討しており、2017年2月発表のコンセプト画像ではキャノピータイプのデバイスが取り付けられていた。
そのほか、公開されている画像はマシンのフロントとリヤを写したもので、リヤディフューザーやフロントウイングについては、現行マシンよりアグレッシブなデザインが採用されていることがうかがえる。
なお、フォーミュラEの公式Twitterでは1月30日の新情報公開を示唆しており、ジュネーブでの実車お披露目に先立ち、オンライン上でマシンの全体像が明かされる見込みだ。
30/01/18 😇 << It’s coming #Gen2 #FIA #ABBFormulaE pic.twitter.com/Kc9FviLPxg— ABB Formula E (@FIAFormulaE) 2018年1月27日
T-minus 2 days: Back of the future ⚡ #Gen2#FIA #ABBFormulaE pic.twitter.com/XNZIxqrRT9— ABB Formula E (@FIAFormulaE) 2018年1月28日
T-minus 1 day: We’re coming for you... #Gen2 #FIA #ABBFormulaE pic.twitter.com/BuOZJGVNSo— ABB Formula E (@FIAFormulaE) 2018年1月29日