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冬にはオーロラ観察も!スウェーデンで川面に漂う丸太ホテル構想

2018年01月29日 21:02  Techable

Techable

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デザインの国、スウェーデンで現在、川面に漂うホテルの建設構想が進められている。

「Arctic Bath Hotel」。水面上に木を寄せ集めて作られたビーバーの巣のような斬新なデザインが目をひく。
・林業にヒント
このホテルが建設されるのは、スウェーデン北部を流れるルーレ川の川面。夏には建物は自由に漂い、冬は氷で固定されるという、これまでにない斬新なホテルだ。

木を使ったデザインには訳がある。もともと一帯は林業が盛んで、かつては山から切り出した丸太を上流から下流へと川の流れを利用して運搬していた。Arctic Bath Hotelはそれをモチーフにしているのだ。

実際、このホテルに使われる木材は全て地元のもの。また、地域の特性を生かすという意味では、円形状の建物の中心に北欧ならではの“氷風呂”を、そしてその周辺にサウナを配置している。
・北欧サウナを完備
ホテルには全6室の客室が設けられ、スパやバー、レストランも備わる。場所が川面だけに、俗世間からかなり隔離された感がある。静寂を求めている人には良さそうだ。

また、部屋からはオーロラを鑑賞することもできるとのことで、これもまたセールスポイントになりそう。

ホテルは2018年末にオープン予定。気になる宿泊料金はというと、ダブルベッドの部屋(朝食付き)で5500スウェーデンクローナ(約7万6000円)~となる見込み。

Arctic Bath Hotel