ベネトンのコミュニケーションリサーチセンター「ファブリカ」が一般開放

ベネトングループが、コミュニケーションリサーチセンター「ファブリカ（Fabrica）」を一般開放するアリーナとして運営していくことを発表した。

　ファブリカは、世界中から選抜された若手クリエーターたちが商品デザインやウェブ、映像など、さまざまなセクションでクリエーティビティを発揮する場として1994年に創立。今後は、年間を通じて詩から政治、食、スピリチュアリティ、人工知能などさまざまなテーマで会議、公演、上映、ワークショップ、コンサート、展覧会などのイベントを継続的に開催する現代コミュニケーションの場として一般開放される。
　初日の1月26日には、創業者ルチアーノ・ベネトンと写真家オリビエーロ・トスカーニ、ファブリカチームによるオープニングスピーチが行われ、その後、人とテクノロジーの関係性を探求するドイツ人写真家ダニエル・シュティアや、自身にストハラ行為をしてきた男性との自撮り写真をインスタグラムに投稿して世界中の女性に意識を喚起するオランダ人学生Noa Jansmaによる講演や展覧会などが催された。