MotoGPに参戦するモビスター・ヤマハMotoGPが2018年シーズンの体制を発表。合わせて、2018年型『ヤマハYZR-M1』のスタジオショットも公開した。
2017年シーズンの第5戦フランスGPでマーベリック・ビニャーレスが優勝し、グランプリ通算500勝を達成したヤマハ。500勝のうち、『YZR-M1』はMotoGPクラスで通算105勝を挙げている。
2018年型『YZR-M1』には、2017年に続きタイトルスポンサーとなったスペインの大手通信会社Movistar(モビスター)のロゴが掲げられている。
ヤマハとモビスターの関係は2018年で5年目を迎え、マシンに描かれたモビスターのロゴは2017年まで緑だったが、2018年は白に変更された。
エンジンは、YZR-M1最大の特徴であるクロスプレーン(不等間隔燃焼)クランクシャフトを備えた水冷直列4気筒1000cc。エンジンのパワーは176kWで240馬力を超えるという。
サスペンションはオーリンズ製のものを装備。車両重量は157kgとなっている。
またバレンティーノ・ロッシのマシンには、ロッシが憧れた日本人ライダー阿部典史からつけた自らのニックネーム『ろっしふみ』ステッカーが2017年に続きタンク右下に貼られている。