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ジェームズ・フランコ、人気誌の表紙撮影もデジタル修正でいなかったことに

2018年01月27日 17:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ここにジェームズもいたはずが…(画像は『VANITY FAIR 2018年1月25日付Twitter「12 extraordinary stars, one very momentous year.」』のスクリーンショット)
人気誌『Vanity Fair』による年に1度の人気企画「ハリウッド特集」。ハリウッドで著しい活躍を見せる“旬のスターたち”が表紙を飾る話題の企画だが、そこにデジタル修正で姿を消されてしまった俳優がいることが明らかになった。『ザ・ハリウッド・レポーター』が伝えている。

発行前ギリギリのタイミングで画像を修正し、表紙からいなかったことにされてしまったのは人気俳優ジェームズ・フランコ(39)である。7日に行われた第75回ゴールデングローブ賞授賞式にて映画『ザ・ディザスター・アーティスト(原題)』で主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得、続いて11日のクリティクス・チョイス・アワードでも主演男優賞に輝いた、あのジェームズだ。

俳優としての活躍ぶりは申し分なかったものの、先の複数の女性によるセクハラ告発により『Vanity Fair』は対応に迫られたもよう。「ハリウッド特集」では通常、各セレブがそれぞれ個別インタビューと写真撮影、そして少人数ごとのグループ撮影に臨むという。このグループ写真をデジタル修正し全員が勢ぞろいした1枚の写真になるそうだが、ジェームズの部分は完全に消されてしまった。

『Vanity Fair』の広報担当者は「一連の不祥事の報道を受け、私たちはジェームズを今回の表紙から外すことを決めました」と述べている。「ハリウッド特集」のような大掛かりな撮影において、このような修正を行うのは異例のことだという。

オプラ・ウィンフリー、リース・ウィザースプーン、トム・ハンクス、ニコール・キッドマン、ロバート・デ・ニーロら豪華な顔ぶれが並ぶ今年の「ハリウッド特集」。セレブ達はスケジュールの合間を縫い、昨年11月頃から撮影に参加していたそうだが、その頃のジェームズは飛ぶ鳥を落とす勢いで順調にキャリアを重ねていたはず。しかしその2か月後には、完全に干された形になってしまった。

「セクハラを受けた」という女性達の主張に対してジェームズは「正確ではない」とコメントしていたものの、授賞式を欠席したり電話番号を変えるなど不安定な様子だ。現在はごく親しい仲間に支えられながら、人目を避けて過ごしているという。

画像1枚目は『VANITY FAIR 2018年1月25日付Twitter「12 extraordinary stars, one very momentous year.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)