松尾スズキ作・演出の舞台『ニンゲン御破算』が、6月に東京・渋谷のBunkamura、シアターコクーン、7月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
2003年に松尾スズキ作・演出、十八代目中村勘三郎主演で上演された『ニンゲン御破産』。松尾にとって初の時代劇で、幕末に歌舞伎の戯作者を夢見た1人の侍と彼を取り巻く人間たちの物語を、歌や踊りを用いた3幕仕立ての作品として作り上げた。初演から約15年経った今回は『ニンゲン御破算』とタイトルを変えて上演する。
狂言作者を志す主人公・加瀬実之介役を演じるのは阿部サダヲ。マタギの灰次役を岡田将生、灰次らの幼なじみ・お吉役を多部未華子が演じる。さらに荒川良々、皆川猿時、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、顔田顔彦、少路勇介、田村たがめといった大人計画のメンバーや、ノゾエ征爾、平田敦子、菅原永二に加え、松尾スズキも出演する。チケットは4月7日10:00から販売開始。