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EXILE HIRO、舞台挨拶でサプライズ 『CINEMA FIGHTERS』第2弾にEXILE TAKAHIRO出演へ

2018年01月26日 21:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 EXILE TRIBEとSSFF&ASIAによるコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』の初日舞台挨拶が、本日1月26日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、企画・プロデュースの別所哲也、エグゼクティブプロデューサーのEXILE HIRO、AKIRA、Dream Amiが登壇した。舞台挨拶の最後にはHIROから、『CINEMA FIGHTERS』第2弾の発表というサプライズが行われ、会場は大いに盛り上がった。


参考:EXILE HIRO×別所哲也が語るショートフィルムの可能性 「これまでにないマーケットを開拓できる」


 作詞家・小竹正人が生み出したLDH楽曲の世界観を、6人の監督たちが6本のショートフィルムに落とし込んだ、音楽と映像の融合をテーマとした『CINEMA FIGHTERS』。河瀬直美監督作品『パラレルワールド』では、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Unfair World」、A.T.監督作『キモチラボの解法』では、Flowerの「白雪姫」、萩原健太郎監督作『Snowman』では、E-girlsの「Mr.Snowman」、齋藤俊道監督作『色のない洋服店』では、Dream Ami「ドレスを脱いだシンデレラ」、常盤司郎監督作『終着駅』では、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「花火」、落合賢監督作品『SWAN SONG』では、EXILEの「Heavenly White」が、それぞれテーマソングとなっている。


 企画・プロデュースを務めた別所は「音楽からひとつの映像を作り出すのは世界的に見ても、ひとつの潮流となっている。とりわけ歌詞からショートフィルムを作り出すことを企画したいと思っていた。そのアイディアをHIROさんに相談したら、ふたつ返事で“やりましょう!”と言ってくれたんです」と本作が生まれた背景を明かす。EXILE HIROは「新しい形のエンターテインメントを発信することがぼくらも大好きなので、一緒にやってみたいとすぐ思いました」と当時を振り返る。


 今年初の公の場となったHIROはトレードマークの長髪からさっぱりとした短髪で登場。久々に観客の前に姿を現すということで、挨拶前はかなり緊張していたことを司会のLiLiCoから明かされる。完成した作品を観て、「いい意味でびっくりすることが多かった。Amiちゃんがこんなに演技がうまくてびっくり。AKIRAも今までにない魅力をA.T.監督から引き出されていた。小竹さんの手がけた楽曲が、監督・キャストといい形で融合していると思います」と手応え十分の様子。


 HIROから演技を褒められたDream Amiは、出演が決まった際「自分には無理です」とネガティブな思いがあったことを明かす。「それまでミュージカルなどでの演技経験はあったのですが、まさか映画に出演、しかも主演で出るなんて。でも、小竹さんに手がけていただいた自分の楽曲をテーマに作っていただける。これほどうれしいことはないと思いました」と語り、「女優としても頑張ります!」と力強い発言も。すかさず別所も「いつか共演してみたい」とその活動を後押しした。


 AKIRAは自身が出演する作品の元になった楽曲が、Flowerの「白雪姫」だと知った際、「俺、白雪姫か……? いよいよラブストーリーかと期待していたんですけど、まったく違いました(笑)」と語り場内を笑いに包む。「目の前のことに夢中になりがちな時代なんですが、一番大事なのは人と人がちゃんと向き合うこと。非常にポップに描かれている一方で、ものすごくリアリティのあるメッセージが詰まった作品になっています」と、『キモチラボの解法』の魅力を語った。


 舞台挨拶の最後には、HIROから重大発表が。「……AKIRAがボーカルデビューします!」とまさかのサプライズ。が、これは冗談で『CINEMA FIGHTERS』第2弾の制作が進んでいることを明かす。第1弾は小竹正人が手がけた既存の曲の中から楽曲を選んで制作されたが、第2弾はすべて書き下ろし楽曲で制作されるという。「キャスト、監督、どのアーティストがどんな楽曲を歌うのか楽しみにして下さい」とHIROが語ると、司会のLiLiCoから出演者について猛烈なプッシュが。別所からは「ダメですよ」と止められるも、HIROは「TAKAHIROが出ます」と暴露。会場は歓声に湧き、第1弾に続き、第2弾にも大きな期待が高まった。


(取材・文=石井達也)