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製造終了「梅ジャム」がメルカリで高額転売 定価の15倍でも売買成立「貴重な駄菓子の最後の大人買いにいかがでしょうか?」

2018年01月26日 18:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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2017年末に製造終了していたことが分かった駄菓子「元祖 梅ジャム」が、早くもフリマアプリメルカリやヤフオクで高額転売されている。販売時には1袋10円だったが、転売市場では1袋100円や150円前後で売られているものが多く、定価の10~15倍で取引されていることになる。

梅ジャムは、梅肉に水を加えて伸ばし、小麦粉などを加えて煮詰めたペースト状のお菓子。東京都荒川区の「梅の花本舗」で、高林博文社長が1947年から一人で作っていたが、体力面での不安や後継者がいないことを理由に、昨年末に製造を終了している。

「激レア」「入手困難」など、多くが製造終了を受けての出品


1月26日現在、メルカリで梅ジャムと検索すると、約300件ヒットする。駄菓子ではない梅ジャムも出品されているが、多くは「激レア」「入手困難」と、生産終了を受けての出品と見られるものだ。

出品者は宮城県や東京都、埼玉県など、全国各地にいるようで、「梅ジャム三つです!」と少量で出品する人から、40袋入り一箱で5800円と大口の出品をする人まで様々だ。40袋で5800円だと、定価の14.5倍になるが、既に売り切れている。梅ジャムの人気が伺える。

中には、「貴重な駄菓子の最後の大人買いにいかがでしょうか?」と、一箱1万8000円での出品もあった。

ヤフオクでも状況は同様で、「家庭内でストックしてましたので一部お譲りします!」などのコメントと共に複数出品されている。25日に製造終了が報じられた直後から出品が急増している。

ネットでは、転売を知った人から「子どものお菓子で儲けようなんて浅ましい話だ」「なんでもありだな」と呆れた声が出ていたほか、生産終了の一因に「後継者がいないこと」が挙げられていたため、「後継者この騒動でみつかるといいんだけどね」と、梅ジャム復活を望む声も出ている。