1月28日(日)からマレーシア・セパンで始まるMotoGPオフィシャルテストを前に、1月24日(水)より3日間のスケジュールでメーカー合同テストがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ホンダが新型空力カウルをテストした。
レギュラーライダーは、テスト禁止期間のため走ることができないこともあり、メーカー合同テストでは各メーカーのテストライダーが最終調整を行った。
ホンダは青山博一とステファン・ブラドルがホンダRC213Vで走行。チームHRCから全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに出場する高橋巧は、ホンダCBR1000RR SP2のセットアップに専念。そのなかで、青山が3種類の新型空力カウルをテストした。
2017年からウイングレットが禁止されたが、ドゥカティがエアダクトを大きく貼り出したカウルをシーズン半ばから投入。ヤマハも2017年最終戦後のバレンシアテストで新型空力カウルをテストしている。これに追従する流れの形状のものをホンダが今回、初登場させた。
形状が少しずつ違うものを3種類用意するあたりは、細心の注意をはらうホンダらしいところだ。かなり長い時間テストを行っていただけに手応えはあったようだ。ホンダレギュラーライダーのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサたちが気に入るかどうか。また、実戦でも登場するか気になるところだろう。