モンスター・ヤマハ・テック3は、1月28日からマレーシア・セパンで開催されるオフィシャルテストで、2018年シーズンを欠場するジョナス・フォルガーに代わり、ヨニー・エルナンデスを起用すると発表した。
ヤマハ・テック3のレギュラーライダーだったフォルガーは、肝臓の代謝解毒が正常に機能しない『ジルベール症候群』により、2018年シーズンを欠場することになった。
フォルガーに代わり、セパンテストにはコロンビア人ライダーのエルナンデスが参加することになった。
エルナンデスは、2012年にMotoGPの最高峰クラスにデビュー。2014年からはドゥカティのマシンを駆り、ランキング最高位は14位を獲得した。2017年からはMoto2クラスに参戦しランキング24位でシーズンを終えた。
テストへの参加が決まったエルナンデスは「ジョナス・フォルガーに申し訳なく思っている。彼は信じられないくらい速くて才能のあるライダーであり、復帰を願っていた」と次のようにコメント。
「彼が戻ってくることを願っているよ。同時に、MotoGPマシンに再び乗れるチャンスを得ることができてうれしい」
「僕はドゥカティのマシンを走らせていたから、ヤマハのマシンはとても興味がある。モンスター・ヤマハ・テック3とエルベ・ポンシャラルに感謝したい」
なお、フォルガーに変わるヤマハ・テック3のレギュラーライダーは2月にタイ・ブリーラムで開催されるオフィシャルテスト前に発表する予定だ。