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キャサリン妃、ロンドンの研究所を訪れ“母親の心の健康”について学ぶ

2018年01月25日 12:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

スタッフの話に熱心に耳を傾けるキャサリン妃(画像は『Kensington Palace 2018年1月24日付Twitter「Inside the Institute’s laboratory, The Duchess receives a briefing on its work in perinatal research before meeting with academics leading research in perinatal psychiatry.」』のスクリーンショット)
英時間24日、キングス・カレッジ・ロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(Institute of Psychiatry, Psychology and Neuroscience、IoPPN)を訪れたキャサリン妃。“母親の心の健康”について、スタッフらの話に興味深く耳を傾けていた。

この日は雨に見舞われたロンドンだったが、人気ブランド「セラフィーヌ」のマタニティードレスにブルーのパンプス、左手に黒のクラッチバッグを抱え、右手で傘をさしながらキャサリン妃が現れると、周囲は一気に華やかな雰囲気に包まれた。同じく「セラフィーヌ」のスカイブルーのコートは4つのボタンをすべて閉めて着用していた妃は、また少しふっくらしたお腹が目立っていた。

IoPPNにて周産期における“母親の心の健康”について専門家の話を聞いたキャサリン妃は、ラボを訪れスタッフらと談笑する姿も見られた。生物学的精神医学の専門家から「胎児期に母親がうつ状態だった子供が成長し青年期にうつを患う確率は、そうでない母体から生まれた子供に比べて2~3倍高くなる」といった説明を受けると、キャサリン妃は「それは(産後ではなく)あくまでも妊娠期間中だけですか?」と質問するなど大きな関心を寄せていた。

実はキャサリン妃も昨年、時に自信を失ったり落ち込むことがあったと自らの体験を明かしている。そのときの状況と重ね合わせながら熱心に耳を傾けていたのであろう。母親に対する精神的サポートの重要さを以前から強調してきた妃だが、4月に第3子の出産を控え、まさにタイムリーな訪問となったようだ。

このところ過密スケジュールが続いているキャサリン妃だが、1月30日からはウィリアム王子とともにスウェーデン&ノルウェーを公式訪問する。安定期に入っているとはいえ母体への負担を考えると、くれぐれも無理はしないようにと願うばかりだ。

画像は『Kensington Palace 2018年1月24日付Twitter「Inside the Institute’s laboratory, The Duchess receives a briefing on its work in perinatal research before meeting with academics leading research in perinatal psychiatry.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)