アンドレア・カルダレッリがチーム監督を務めるFFFレーシングは、2018年シーズンも引き続き『FFFレーシング・チーム・バイ・ACM』としてブランパンGTシリーズ・アジアに2台のランボルギーニ・ウラカンGT3を投入する。
元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィや、かつてスーパーGT300クラスにも参戦した濱口弘らを擁し2016年のGTアジアシリーズを制したチャンピオンチームは2017年シーズン、ステファン・ラテル率いるSROがプロモートし、同年に初開催されたブランパンGTシリーズ・アジアに参戦。
参戦初年度となった昨季はランボルギーニ・スクアドラ・コルセのサポートを受けて2台のランボルギーニ・ウラカンGT3をシルバーカップ全6戦と、プロ/アマクラスに1戦、アマ/アマクラスに残り5戦で投入しシルバーカップは中国・ズーハイで2位表彰台、アマ/アマクラスでは上海でクラス優勝を果たした。
2018年の体制について、チームは引き続きシルバーカップにウラカンGT3を1台投入すると同時に昨季は開幕戦のみの出場に留まったプロ/アマクラスにもう一台をエントリーさせると発表した。なお、各クラスに参戦するドライバーラインアップは数週間後に再度アナウンスするという。
「チームの目標は明確であり、チャンピオンシップを制することにほかならない」と語るのはチームオーナーのショーン・フー氏。
「このシリーズでのタイトル獲得という目標は、チームにとって実によいモチベーションを与えるものだ。2018年も引き続きランボルギーニ・スクアドラ・コルセから力強いサポートを得るが、我々がともに手を取り合えば、必ずや良い結果を持ち帰ることができると確信している」
2018年シーズンも鈴鹿サーキット、富士スピードウェイで日本ラウンドが行われるブランパンGTシリーズ・アジアは、4月14~15日にマレーシアのセパン・サーキットで開幕戦が行われる。