“未来型Eクラス”のキャッチフレーズで2016年に登場した最新世代のメルセデス・ベンツ『Eクラス』のファミリーに、同クーペをベースとした伝統の4シーター・オープントップ・モデルの『Eクラス カブリオレ』が上陸。1月19日から受注が開始されている。
W124をベースに1991年に発表された『300 CE-24 Cabriolet(A124)』をルーツに持ち、電動で完全自動開閉し遮音性と耐候性に優れたアコースティック・ソフトトップ、サッシュレスウインドウと、前席と後席の境がないウインドウによる広い車窓を特徴としてきた『Eクラス カブリオレ』。
2ドアオープントップモデルでありながら乗員が快適に過ごせる室内空間とオープンドライブ時の快適性を確保し、同時にセグメントトップレベルの安全性と快適性を実現。
混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転によりドライバーにかかる負担を大きく 軽減する最新の安全運転支援システム“インテリジェントドライブ”などの革新技術を搭載するなど、完全自動運転にさらに近づく最新のカブリオレに仕上げられている。
フル4シーター・オープンとしてもっとも神経を注いでデザインされたインテリアは、先代モデルに比べてボディサイズが大型化したことで、室内空間と快適性が向上。特に後席レッグスペース(+44mm)と後席ショルダールーム(+14mm)の拡大に合わせて、大人4名がしっかりとくつろぐことができるセパレートタイプのシートが備えられている。
インテリアカラーは、落ち着きのあるブラックや、ディープホワイト/ブラック、スポーティさを演出するクラシックレッド/ブラック、華やかなマキアートベージュ/エスプレッソブラウン、そしてクールで洗練されたヨットスタイルを演出するマキアートベージュ/ヨットブルーといった多彩な組み合わせをスタンバイ。
室内照明には長寿命・節電型のLEDのみを使用し、ダッシュボード下部からドアパネル、センターコンソール、コックピットディスプレイ、前・後席足元などが発光する改良型アンビエントライトは、選べるカラーが64色とカスタマイズの幅が大きく広げられている。
さらにオープン・モデルとしての快適性にも当然抜かりない設計が行われ、3層構造のアウターそれぞれに遮音性や耐候性に優れた素材を採用し、ウレタンフォームに高い断熱・吸音効果を発揮するインナーを組み合わせたアコースティックソフトトップを採用。
オープン走行時には、フロントウインドウ上部のウインドディフレクターとドラフトストップから構成されるエアキャップが空気の流れを上方に高く跳ね上げるとともに、後方から室内への風の巻き込みを低減。
そしてメルセデスのオープンにはおなじみとなった、シートバックに内蔵した超小型セラミックヒーターにより暖められた温風をヘッドレストのエアダクトから乗員の首元に送る“エアスカーフ”も全車標準装備となっている。
また、インテリジェントドライブの分野でもドライバーがウインカーを点滅させた場合、行き先の車線に車両がいないことを確認して、自動で車線を変更を行う“アクティブ・レーンチェンジアシスト”や、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する“アクティブ・エマージェンシー・ストップアシスト”も搭載。
先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を常に監視して、従来よりもステアリングアシストが作動する状況も大幅に拡大し、車線が不明瞭または表示されていない場合には先行車を追従。システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減することが可能となっている。
グレード体系は、2リッター直列4気筒直噴ターボ(184PS/300Nm)を搭載するE200と、E200スポーツ、そして3リッターV6直噴ツインターボ(333PS/480Nm)に、メルセデス自慢の4マティックを組み合わせたE400 4MATICカブリオレ スポーツの3グレードが用意され、価格は735万~1113万円となっている。
また、これまではスマートやSLCのMTモデルなどが設定されてきたオンライン限定販売のモデルとして、新たに『Cクラス』が登場。
AMGラインによるスポーティな内外装に、高級感あふれるdesignoナッパレザーシートを採用した『メルセデス・ベンツC200Sports designo Limited』は、ダイヤモンドホワイト、ブリリアントブルー、ヒヤシンスレッドの各色1台、計3台の限定で725万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp