2018年シーズンよりIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの最高峰、プロトタイプ(P)クラスに参戦するアキュラ・チーム・ペンスキーは1月22日、週末のデイトナ24時間でレースデビューする新型DPiマシン『ARX-05』のカラーリングをFacebookで発表した。
2017年、圧倒的な強さを発揮したキャデラックDPiや、シーズン2勝をマークしたニッサンDPi、そして“名門”ヨースト・レーシングと新たにタッグを組んだマツダなどが参戦するPクラスに挑むアキュラ・チーム・ペンスキー。
チームが使用するARX-05はLMP2のベストセラー『オレカ07』をベースに開発が進められ、その全貌は2017年8月、モントレー・カーウィークで初披露されている。
今回発表された本戦用カラーリングは、ホワイトを基調とする車体にアキュラ・モータースポーツのサインカラーであるデイグロオレンジを配するなど初披露時のものと大きくは変わらないものの、キャビン周りやリヤウイングプレートといった各所にブラックとオレンジのラインが加えられ、全体的にチーム・ペンスキー色が強まった印象だ。
また、ファン・パブロ・モントーヤとデーン・キャメロンがレギュラードライバーを務める6号車アキュラと、ヘリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー組の7号車アキュラではフロントノーズとシャークフィンがそれぞれホワイトとブラックで塗り分けられたほか、バックミラーのカラーでも各号車の識別が容易にできるようになっている。
1月5~7日に行われた事前の公式テストではキャデラック勢に次ぐ総合5番手につけたアキュラ・チーム・ペンスキー。昨年の最終戦プチ・ル・マンでスポット参戦ながら総合3位表彰台を獲得したチーム力と、強力なドライバーラインアップを擁する同チームがまもなく開幕するデイトナ24時間でも注目の存在となるだろう。