ルノーF1チームのドライバー、カルロス・サインツJr.が、2018年WRC開幕戦モンテカルロでラリーを初体験することが決まった。彼の父はWRCで二度チャンピオンの座に就いた経験を持つ、伝説的なラリードライバーだ。
父親とは異なり、フォーミュラの世界でキャリアを重ねてきたサインツが、初めてラリーの世界に足を踏み入れる。1月28日、サインツは、ラリー・モンテカルロの最終ステージで、選手たちが走行する前にステージをチェックするVIPコースカーとして、新ルノー・メガーヌR.S.で13.58kmのステージを走る。
「ラリー・モンテカルロを初めて経験することになり、すごく楽しみだ」とサインツJrは語る。
「父からはいろいろ聞いている。ステージが本当に難しく、雪、雨、晴れと、コンディションが一変する可能性があり、山間部のヘアピンなどでは強靭な神経が必要になるとか、そういうことだ。ルノー・メガーヌR.S.でこの伝説的なイベントに参加するなんて、わくわくするよ」