BMWは今週末、アメリカのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ第1戦デイトナ24時間レースで実戦デビューを飾る新型GTEマシン『BMW M8 GTE』の開発テストの模様を収めたティザー動画を公開した。
2016年にデビューし2017シーズンは年間4勝を挙げた『BMW M6 GTLM』の後継マシンとして開発が進められ、2017年7月からは本格的な走行テストも実施されているM8 GTE。
年明け後の1月5~7日に行われたIMSAの公式テストではBMWチームRLL(レイホール・レターマン・ラニガンレーシング)が使用する2台のM8 GTEが周回を重ねながら本戦に向けてデータの収集を進めていたが、タイムではコルベットC7.RやフォードGTなどのライバル勢からやや遅れをとっていた。
そんなM8 GTEは昨年、フランスのポールリカールでナイトランを含む耐久テストを実施。今回公開された映像ではそのテストの様子を一部視聴することができる。
2018年は1月25日にデイトナで開幕を迎えるIMSAシリーズだけでなくWEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスにも参戦するM8 GTEの発するサウンドや走行の様子を一足早く覗いてみては。