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スーパーGT:EIcars BENTLEY、ベントレーで参戦継続。ドライバーは井出/阪口

2018年01月22日 17:51  AUTOSPORT web

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2017年のスーパーGTを戦ったEIcars BENTLEY GT3
2017年のスーパーGT300クラスにベントレー・コンチネンタルGT3で参戦した株式会社アイカーズは、EIcars BENTLEYとして2018年もGT300へ継続参戦すると明らかにした。

 アイカーズは、愛知県下でベントレーをはじめアウディやフォルクスワーゲン、BMW等のディーラーを展開する企業。2017年はブランド訴求や参戦を通じたスタッフの一体感向上などを目指し、コンチネンタルGT3でGT300へ挑んだ。

 Mスポーツが製作したコンチネンタルGT3は、ブランパンGTシリーズなど、主に海外レースを主戦場としてきたが、タイヤ戦争のあるスーパーGTではマシンとタイヤのマッチング、ヨーロッパとは異なる高温多湿な日本の気候条件などに苦戦。井出有治と阪口良平というベテランコンビをもってしても思うように結果が残せなかった。

 2018年シーズンは、「勝つことよりも強くなる年にしたい」という考えのもとで参戦を継続。マシンは引き続きコンチネンタルGT3使用し、ドライバーも井出/阪口というふたりを継続起用する。

 メカニックについては半数をアイカーズディーラーで働く社員メカニックとし、メンテナンスもアイカーズで担当。ディーラーチームとしての成長を目指すとのこと。

 また、チームのレースクイーンには、アイカーズの地元である愛知から活動を盛り上げていくべく、名古屋の大須を拠点とするアイドルグループ『OS☆U』が就任すると発表された。

 このOS☆Uは、東海地区最大の商店街であり、サブカル発信地でもある大須で『にぎわい創出! 超絶元気発信!』をコンセプトに誕生したグループで2010年8月に路上ライブデビュー。その後も、大須や名古屋を中心に活動しており、1月22日時点で14名が在籍している。

 市販車と同じく、その威圧感あるスタイリングで日本のスーパーGTファンに強い印象を残したコンチネンタルGT3。不動のドライバーコンビで挑む参戦2年目はマシンの熟成も進み、クラスをかき回す台風の目になるかもしれない。

■EIcars BENTLEY参戦体制
参戦車両:ベントレー・コンチネンタルGT3
チーム名:EIcars BENTLEY
ドライバー:井出有治/阪口良平
監督:大石禎彦(アイカーズ社員)
レースクイーン:OS☆U