『グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史』展が、1月23日から東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。
同展では、1953年から半世紀以上にわたって国内外のグラフィックデザインを追ってきた雑誌『アイデア』を手掛かりに、デザイナーがそれぞれの視点から20世紀の日本のグラフィックデザイン史を概観して作品や人物、出来事を提示。参加デザイナーには、大西隆介、大原大次郎、加藤賢策、川名潤、菊地敦己、高田唯、田中義久、田中良治、千原航、長嶋りかこ、中野豪雄、橋詰宗、前田晃伸が名を連ねる。
会場には『アイデア』の全バックナンバーが展示されるほか、47組のデザイナーが選書したデザイン関連書のライブラリーを併設。選書ライブラリーには、有馬トモユキ、佐藤亜沙美、庄野祐輔、惣田紗希、田部井美奈、長嶋りかこ、ニコール・シュミット、水戸部功、安田昂弘、米山菜津子らが参加する。
1月23日にはオープニングパーティーを実施。会期中にはトークイベントを予定している。詳細は後日発表。なお同展の内容は、6月刊行の『アイデア No.382』で特集される予定だ。