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マイケル・ダグラス、30年以上前にセクハラか 被害女性「彼は王様気取りだった」

2018年01月20日 18:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マイケル、妻とは関係を修復したのに…(画像は『Catherine Zeta-Jones 2017年12月29日付Instagram「Sending love」』のスクリーンショット)
敏腕プロデューサーや人気俳優達、またスタントコーディネーターといった映画業界の男性達が何年にもわたり女優や子役、若い男性にセクハラ行為をしていたことが明らかになった2017年。その騒動が一向に収まらぬ中、俳優マイケル・ダグラスについて「酷いセクハラ男だった」と主張している女性が現れた。弁護士から連絡を受けコメントを求められたマイケルは自ら「相手の言い分が出るのを待つのではなく、自分の主張をハッキリさせたい」として「セクハラ行為などしていない」と完全に相手側の主張を否定したのだが、被害を受けたとする女性が生々しい証言をして世間を騒がせている。

30年以上前にマイケル・ダグラスのもとで働いていたというスーザンさん(Susan Braudy)が、『ハリウッド・リポーター』の取材に応じ「言葉によるハラスメント行為を受けた」「彼の自宅でミーティング中に、彼は私の目の前で“彼自身”を愛撫した」などと告白。さらにスーザンさんが人前で恥をかくような発言をされたとして、このように明かした。

「私が声をあげて笑った時のことです。マイケルは大声でエージェントたちに向かって、『彼女は大きな声をあげるんだ。ベッドでも声がデカいんだろうな』って言いました。」
「『そんな話は止めて。不適切だわ』と抗議しましたが、マイケルは頬が赤くなるほど笑っていたのです。」

それに続きTV番組にも出演したスーザンさんは、当時のマイケルをこうメッタ斬った。

「彼は自分のことを一国の王とでも思っていたんですよ。そして私に恥をかかせようが、何も影響などないと思っていたんです。」
「彼の自宅で、彼はベルトを外して手をズボンに突っ込みました。彼は始めたんです…自分自身を愛撫する行為をね。私はとても怖い思いをしました。」

またスーザンさんは何人もの友人に相談したものの、黙っておいたほうが良いとアドバイスされたという。

「ひとりの友人は誰にも言わない方が良いと…。みんな、私を心配して(公表したらどうなるか)恐れていたのです。」

なおマイケル本人はこれに先立ち『Deadline』の取材に応じ、元スタッフが暴露したという“衝撃的な話”に言及。「下品な言葉を使ってしまった」と認めて謝罪したうえで、「スタッフの友人の前で汚らわしい話をされた」「業界から追放された」などとする元スタッフの主張についてこのように述べていた。

「彼女に向かって下品な言葉を使ったことなどない。彼女もそんな指摘はしなかったはずだ。」
「僕が誰かとプライベートな話をしているのが、彼女に聞こえたのかも。それで腹を立てたのかもしれないな。でもそれに腹を立てたのなら、部屋を出ることもできたろうに。」
「こんな苦痛を人に与えようとする人間がいるとは、信じがたいこと。望み通りの仕事ができず、恨みを抱いているのかもしれない。」

また「目の前で自慰をされた」という女性の発言についても「完全に嘘」と断言している。

妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズとは一時別居状態となるも、努力の末に妻の愛を取り戻したマイケル。今回の件で自身の思いを明かしたマイケルについてキャサリンは「正直に語った」と擁護しているが、子どもも2人いるだけに夫婦での話し合いは辛かったに違いない。

画像は『Catherine Zeta-Jones 2017年12月29日付Instagram「Sending love」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)