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嵐、ドラマ『99.9』主題歌「Find The Answer」の聞きどころは? 松本主演作に共通する“名曲感”

2018年01月20日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐の松本潤が主演を務める、TBS系日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(毎週日曜夜9時※初回25分拡大)が始まった。1月14日放送の初回平均視聴率は15.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。前シーズンの初回と同様、15%を超える数字をマークしている。今シーズンもユニークな登場人物たちのやりとりや、彼らを取り巻く人間ドラマ、事件の真相を暴いていく法廷シーンなど見どころが多く、安定の面白さで幸先のよいスタートを切った。


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 また、今回も前シーズンの主題歌「Daylight」(2016年)に引き続き、嵐の最新曲が主題歌を担当しており、ドラマのために書き下ろされたという「Find The Answer」がとてもよい。第1話放送同日の二宮和也のレギュラーラジオ『bay storm』(bayfm)でも同曲がオンエアされた。松本の歌い出しから始まるこの曲では、サビに<たとえわずかな望みでも心に息づく限り 辿り着けるよきっと ただ一つの答えに>というフレーズがある。書き下ろし曲ということで『99.9』の物語とより重なりあったメッセージが歌われており、今後ドラマの世界観を盛り上げる役割を果たしていきそうだ。


 これまで松本が出演してきたドラマで嵐が担当した主題歌はとにかく“あたり曲”が多い(そもそも捨て曲など一切ないが……)。「Find The Answer」のピアノやストリングスが響くアップテンポなサウンドは「Daylight」はもちろん、『花より男子』の「WISH」(2005年)、『花より男子2』の「Love so sweet」(2007年)なども思い起こさせる。爽快で前向きな楽曲は、特に多くの人々に愛され続ける名曲としてグループに欠かせないものとなっている。


 さらに、グルーヴィーなサウンドが魅力の『バンビ~ノ!』の「We can make it!」(2007年)、メンバーたちのフェイクが冴え渡る『ラッキーセブン』の「ワイルド アット ハート」(2012年)、デジタルサウンドにのせたポップで切ないラブソング『失恋ショコラティエ』の「Bittersweet」(2014年)と、松本主演ドラマ主題歌は名曲揃い。「Find The Answer」もすでにそれらの仲間入りを果たす一曲になるであろう予感がする。1月21日午後2時より放送予定の『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』第1話再放送では、主題歌のロングバージョンと2話の先行映像が限定公開されるとのこと。シングル発売前のため、このタイミングを逃さずチェックしたい。なお「Find The Answer」は、嵐の54枚目のシングルとして2月21日発売の同名シングルに収録される。


 さらに、1月12日の『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)では、同作の通常盤に収録される「白が舞う」のラジオ初オンエアも行われた。この曲は、櫻井翔がスペシャルキャスターを務める『日本テレビ系 ピョンチャン2018』テーマソングに決定しており、一聴して心奪われるウインターソング。メンバー5人の声色がふだんと異なり、大人っぽく、やさしく包み込むように<君は君を越えていく>とエールが送られている。白銀の舞台で活躍する選手たちにむけた、新たな応援歌の誕生という印象を受けた。


 上質な楽曲と様々な歌声を楽しむことができるシングル『Find The Answer』は、嵐の2018年の幕開けを飾るにふさわしい作品となるに違いない。(竹上尋子)