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BTCC:ハンディ、2018年投入の新型『アルファロメオ・ジュリエッタ』を公開

2018年01月19日 16:22  AUTOSPORT web

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ハンディ・モータースポーツが、2018年に投入するNGTC仕様の『アルファロメオ・ジュリエッタ』
2017年までBTCCイギリス・ツーリングカー選手権で旧型のトヨタ・アベンシスを走らせてきたハンディ・モータースポーツが、2018年に投入する『アルファロメオ・ジュリエッタ』のNGTC仕様マシンを公開した。

 1月第2週に、イギリス・バーミンガムで開催された『オートスポーツ・インターナショナル・ショー(ASI)』の会場でアンベイルされたこの新型マシンは、ハンディ・モータースポーツが英国のアルファロメオ・ディーラー網の支援を得て開発。プロジェクトはイタリア本社の承認も受けている。

 チームのエースであり、このマシンをドライブする予定のロブ・オースティンは、「図面上でも素晴らしいと分かっていたけど、チームのメンバーは本当に美しいBTCCマシンを仕上げてくれた」と、ニューマシンの完成度に賞賛の言葉を贈った。

「我々はいくつかの素晴らしいパートナーから大きな支持を得ており、今日のこの日に、イギリスにおけるトップレベルのモータースポーツに、本当に象徴的なブランドを再導入することができて、とても光栄だ」

「2018年は僕の27年のレースキャリアのなかで、もっとも重要なシーズンになる。スプレッドシート上の数値は本当に興味深いものばかりで、良いマシンに必要なすべての要素が備わっていることがわかる」

「こうしてショーでお披露目をし、ボディシェル、サブフレーム、エンジンなどの基礎部分がすべて完成している点でも、新規マシンとしては他に思い出せないぐらい順調な進捗だと言える。我々の計画では、テストを行うのに充分な気候となる2月13日頃にシェイクダウンを行うつもりだ」

 一方、17年シーズンまでシボレー・クルーズを走らせてきたBTCノーリン・レーシングは、チーム・ダイナミクスとの契約締結により、昨年モデルのホンダ・シビック・タイプR(FK2型)を購入。18年からホンダ陣営にスイッチし、2台体制で参戦することを発表した。

 ただし、クルーズをドライブしていた50歳のデイブ・ニューシャムは、シビックのステアリングを握ることなく17年限りでの現役引退を表明。同じくBTCノーリンに所属したクリス・スマイリーがエースに昇格し、もう1台のドライバーは近日中にアナウンスする、としている。

 また同じくホンダ陣営でスタフォードシャーを拠点とするユーロテック・レーシングは、17年にドライバーズランキング6位と大躍進を遂げたジャック・ゴフの残留を発表。ゴフは6年目のBTCCシーズンを、慣れ親しんだマシンと環境で戦うこととなった。

「ユーロテックと2年目の契約を結び、ふたたびホンダ・シビック・タイプRがドライブできることを光栄に思うよ」と、満面の笑みで語ったゴフ。

 とくに17年後半戦は3度のポールポジション獲得と、ポール・トゥ・フィニッシュでの勝利をマークするなど、スウィンドン・エンジニアリング製のTOCA共通エンジンを搭載するシビックで、印象的なスピードを披露した。

「同じマシン、同じチームで2年目のBTCCシリーズを戦うのは初めての経験になる。これは僕にとって大いにポジティブな要素だ。ユーロテックのメンバーとはすぐに馴染めたし、今では家族のような関係だから、2018年のチャレンジにすぐ集中できるだろう」

 ユーロテックは昨季までチーム・ダイナミクスからエントリーしていたマット・シンプソンをTBL枠ごと迎え入れることも表明。

 17年にゴフのチームメイトとしてステアリングを握っていたチーム代表のジェフ・スミスは、クロフト戦の多重クラッシュによる怪我が完治しておらず、18年は監督業に専念するとみられており、3台目のシートに座るドライバーはまだ未確定。こちらも今後数週間以内にはアナウンスされる見通しとなっている。