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青柳翔が食い逃げ犯を追って疾走 ドラマ『食い逃げキラー』が3月放送

2018年01月19日 13:21  CINRA.NET

CINRA.NET

『ドラマW 食い逃げキラー』ビジュアル
『ドラマW 食い逃げキラー』が3月21日にWOWOWで放送される。

『第10回WOWOWシナリオ大賞』で大賞を受賞した舘澤史岳の脚本をドラマ化する同作。物語の舞台は食い逃げ犯たちに悩まされる一軒のファミリーレストラン。犯人を捕まえる「食い逃げキラー」としてスカウトされた元陸上界のエース・川谷省吾が、食い逃げ撲滅に命を懸けるバイトリーダー、バツイチ子持ちの天然パートスタッフ、毎回サラダバーだけを注文する謎の食い逃げ犯など、個性豊かなキャラクターたちと向き合う中で、自分の人生に足りなかったものに気付いていくというヒューマンコメディーだ。

同作の主演を務めるのは『たたら侍』『HiGH&LOW』などに出演し、2016年に歌手デビューを果たした劇団EXILEの青柳翔。食い逃げ犯と食い逃げキラーが狭い路地を縦横無尽に駆け巡るアクションシーンもみどころとなる同作のため、現在陸上のトレーニング中だという青柳は「この物語を自分も楽しみながらがむしゃらに走って撮影に臨みたいと思います」と意気込みを語っている。

■青柳翔のコメント
・出演が決まった際の感想、脚本を読んだ印象について
WOWOW ドラマ「食い逃げキラー」で初主演させて頂き大変嬉しく、光栄に思っております。今回「食い逃げキラー」という変わった題材で、おもしろくて、挑戦したいと思いやらせていただきたいと思いました。
中前監督とは以前ご一緒した事があり、とても信頼しています。監督はじめ共演者、スタッフ一丸となり作っていけるよう集中して取り組みたいと思います。

・主演を演じるにあたってチャレンジしたいこと、意気込み
WOWOW ドラマは好きで色々な作品を見ていた中で、今回シナリオ大賞受賞作のドラマの主演をやらせて頂くという事で、責任やプレッシャーは凄く感じていますが、今回の作品はテイストが少し違い、今までにない作品にしたいというスタッフさんの想いを聞き、それに答えるべく自分も今までの殻を破って、代表作と言われるようにしたいと思います。

・見どころと視聴者へのメッセージ
今回、スプリンターという初めて演じる役どころになり、元々、サッカーをやっていて走る事には慣れてはいますが、ブランクがかなりあるので、撮影前に集中して体力作りや走りの基礎を学んでます。
この物語を自分も楽しみながらがむしゃらに走って撮影に臨みたいと思います。
是非、「食い逃げキラー」放送を楽しみにしててください。

■舘澤史岳コメント
食い逃げを実際に目撃したのは、2015 年夏のことです。レジで会計を待っていたそのお客さんは店員が来ないのに業を煮やし、店を出ていきました。「ワンオペレーション VS 食い逃げ犯!?」向かいの席から一部始終を見ていた私は興奮していました。出入り口のピンポンピンポンというセンサー音が試合開始を告げるゴングの音に聞こえたほどです。
しかし、やってきた店員に慌てる様子はありません。「またか」「しょうがない」みたいな顔で戻っていきました。
期待していたようなことは何も起こらず、がっかり...。調べてみたら“食い逃げ犯をなかったことにしている”のはあのお店に限ったことではなく、世の中全体だということを知りました。理由は、効率や採算、リスク管理など、色々です。
根が天邪鬼な私は、こう思いました。「だったら、みんなで食い逃げを追いかける話を作ってやる」それがこの『食い逃げキラー』です。余談ですが、ここに至るまで私自身、何度か諦めて逃げ出しかけました。
無事、こうしてドラマ化を果たすことができたのは厳しくも温かく、追いかけてくださった周囲のみなさんのおかげです。
重ね重ねありがとうございます。
この物語が、窮屈な日常に笑いと興奮をもたらし閉塞感に少しでも風穴を空けてくれることを願っています。