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永野芽郁、佐藤健と築いた信頼関係を明かす 「健さんはいるだけで安心する方」

2018年01月18日 19:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 本日1月18日、東京・渋谷のNHKにて、4月2日スタートの連続テレビ小説『半分、青い。』のスタジオ取材会が行われ、主人公・楡野鈴愛役の永野芽郁と、鈴愛の幼なじみ・萩尾律役の佐藤健が登壇した。


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 同ドラマは、『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』などを手がけた脚本家・北川悦吏子によるオリジナルストーリー。岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、1970年代から現代までを駆け抜け、やがて“一大発明”をなしとげるまでの半世紀におよぶ物語が描かれる。


 会見に登壇した制作統括の勝田夏子氏は、「『半分、青い。』のタイトルにある“半分”にはさまざまな意味が込められておりまして、その中のひとつとして、“ひとりでは乗り越えらない困難も誰かと一緒なら乗り越えていける”という意味があります。ヒロイン・鈴愛を支えていくのは家族であり、友人であり、師となる方々なのですが、一番の存在は生まれてきたときから傍らにいる律となります。彼との絆がどう変化していくのか、その点を楽しみにご覧いただければと思います」とコメント。北川が手がけた脚本、そして永野、佐藤らキャスト陣の演技にも手応え十分な様子。


 佐藤は、開口一番「手応えを感じまくっております!」と力強く語ると、「台本が本当に面白くて、現場で撮影をしていても永野さんは大スターになるんだろうなと。期待してもらって大丈夫です」と、永野の演技を絶賛。永野はビックリした表情を見せながらも、「『何言ってるんだ』と思いましたが、“スター”の健さんに言われたので、自信を持ちたいと思います」と笑顔で返す。


 永野は佐藤について、「健さんは、いるだけで安心できる方。お芝居のとき、まっすぐにこちらを見つめてきてくださるので、自然と言葉が出てくるんです。現場にいると、何も考えずにいられる存在なので、律と鈴愛と同じような関係性ができているのかなと思います」と、撮影から2カ月を経て、信頼関係が結ばれていることを伺わせた。


 本作は舞台が岐阜のため、方言の取得にはふたりともかなり気を遣ったそう。佐藤は、「本作は方言の使い方もひじょうに面白いです。キャラクターごとに方言のなまりが違って、そこにキャラクターが現れる。なかなか今までにない試みをされています」と、岐阜県出身の脚本家・北川のこだわりが詰まっていることを明かす。永野は友人と電話をした際に、終始岐阜弁で話してしまったそうで「友達から『東京の人だよね』と突っ込まれました(笑)」と語り、報道陣を笑わせた。


 佐藤は台本を読んだ時点で、鈴愛というキャラクターが大好きになったそうで、「自分が律を演じているからというのを差し引いても、多くの方が鈴愛を大好きになると感じました。ドラマのストーリーというよりも、鈴愛を見ているだけで十分というキャラクターなんです。極論、誰が演じても魅力的になると思っていたのですが、永野さんはビックリするぐらいにピッタリで、さらに魅力的なキャラクターになっています。当て書きかと思うほどでした」とコメント。続けて「永野さんが動けば、もうそれで鈴愛として成り立っている。それでいて怖気づかずに自分のペースで芝居をしている。大物です」と永野へ賞賛の言葉を贈った。(石井達也)