ドゥカティ・チームのゼネラルマネージャー、ルイジ・ダリーニャは発表会の場で2018年型デスモセディチGPは“革命的進化”というより“正常進化”したマシンであると語っている。
1月15日にイタリア・ボローニャで行われた発表会で公開された2018年型のデスモセディチGPには、2017年シーズン後半から登場した大型の空力カウルが標準で装備されていた。また、マシンのグラフィックも一新され、白と赤の2色にグレーが追加に。白も灰色がかったカラーに変更された。
ダッリーニャは発表会で「昨年のようにタイトルへ近づくと、開発の方向性を簡単に見失ってしまうこともあるが、新型デスモセディッチGPは革命的進化というよりも正常進化と呼ぶべきマシンに仕上がっている」と次のようにコメント。
「ドゥカティ・チーム・ライダーのアンドレア・ドビジオーゾとホルヘ・ロレンソは、チームに大きな付加価値を与えている。ふたりとも2018年のタイトルを狙うことができるだろう。必要なのは、あともう一歩を踏み出ことだけだ」
「しかし、(タイトル獲得は)口で言うほど簡単ではないことは理解している。我々は、手強いライバルやはるかに規模の大きなメーカーと戦わなければならない」
「いずれにしても、2018年が私たちにとって、そしてすべてのドゥカティスタにとって、記憶に残る素晴らしいシーズンになるよう最善を尽くすよ」